NHKラジオ語学講座・2024年度テキスト | DVD放浪記

NHKラジオ語学講座・2024年度テキスト

15日(金)、関係者とともに司法書士のもとへ出向き、関係書類に捺印して昨年来の問題にケリがつく。

 

さあっ、4月からは新たな思いで《ボチボチと》お勉強を……と、アマゾンでNHKラジオ第2の語学講座のテキスト(私の場合はKindle本)を覗いてみると、なんと軒並み値上がりしていた! 全体に約500円から600円あたりに100円ほどアップした感じである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、テキストがこの程度値上がりしたところで、だれも即死することはない(と私は思う(^^;)が、全日用品にわたるチリ積も効果もバカにならないものがあるのだ!

 

そして、そんななかにオヤと思ったものがあった。「NHKラジオ英会話サブノート 1日1文!集中トレーニング」である。

 

 

 

 

英語講座のなかでは「ラジオ英会話」が最も聴取者が多いプログラムだろう。スピンオフ企画で稼ぎを増やそうと画策するNHKもあざといことをやるものである。

 

 

 

 

私は、その昔無謀にも英会話学校に通ったことがあった。そこは大手企業や官庁の研修先としても知られており、講師陣もみな熱心な “プロ” たちだった。

 

自分の力はよくわかっていたので、私は当然一番下の基礎レベルを申し込んだのだけれど、蓋をあけてみると、なぜかその上のクラス(通常基礎課程を2期=1年先に勤めあげる必要がある)にぶちこまれてしまっていた。たまたま翻訳コースにも申し込んでいたので、なにかやる気十分な生徒と誤解されたらしいのだ。(>_<) 

 

ちなみに、最初のクラス担任は非常にシャープな女性で授業の内容も素晴らしかったのだが、前期半ばで筑波大へ転職してしまった。(^^;

 

当時は今と違って、時間帯によって増減はあるが、ひとクラス30人弱程度の生徒に向けての一斉授業のスタイルが普通だった。周囲はみなできる生徒ばかり。なんで今さら会話学校へ来てるのか意味不明なほどなめらかに英語を話せる彼らに、これまでどういう勉強をしてきたのか訊ねてまわったところ、その大半が、NHKラジオの英語講座、特に「ラジオ英会話」などを(最低3年ぐらいは)利用していることが判明した。それも、ただ漫然と聴くだけではなく、スキットの英文はすべて暗唱できるまで繰り返し声に出す練習を続けてきたのだという。

 

だから、個々には発音の間違いがあったとしても、全体としては彼らは流暢に英語を話すことができるのだ! そして、基本的な英語表現の豊かなストックを築いたうえで、それを使う場所として会話学校を利用しているのだった。ああ、この彼我の差よ!

 

ある時、クラス内でたまたま私と大差ないようなレベルの女性が「先生、XXXXX とはどういう意味ですか?」とごくごく基本的な表現について質問したことがあった。するとクラスのお局様的存在たち(みな女性だった)から「先生、彼女は私たちの貴重な授業時間をムダに費やしています!」「そんなものは自分の時間を使って辞書で調べればいいのではありませんか?」と集中砲火を浴びてしまった。もう公開処刑である。さすがにその場は担当講師がとりなしたけれど、この時のすさまじい光景は今でも忘れることができないでいる。 (@@;

 

 

 

 

ま、とにかく私は来期も「ラジオ英会話」などを聴き続けることだろう。でも、いったい何のために? いったい英語を使う機会なんて私に訪れる日が来るのだろうか? 

 

それについてはまた項をあらためて、ということで。(^^)