![](https://www.nhk.or.jp/gogaku/eigonews2023/assets/images/ogp.png)
時事英語まわりの静かな動き
NHKのラジオ第2では、月曜から金曜まで「ニュースで学ぶ “現代英語”」という時事英語に特化した学習講座を設けている。
週の前半3日はリスニング、後半2日はスピーキングに焦点を当てた内容で、過去には紙のテキストが販売されていたけれど、現在では学習対象となる英文ニュースの英文テキスト、音声、解説記事がすべて Web上に掲載されている。旬のニュースの鮮度が落ちないうちに取り上げたいということなのだろう。
ただ、ニュース素材こそ変わっても、基本的には、同じ解説フォーマットが踏襲され、ややマンネリ感も生まれてきていた。ところが、今年になって、①ニュースの話題にからめた、トム・ケインと米山講師とのミニ・ディスカッション、②リスナーからの質問への解答 などを積極的に取り上げるようになり、面白くなってきた。
さらに、この年末には「英語ニュースで読み解く2023」と題する特別番組が27日から3日にわたって流れることになった!
放送内容
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12月27日(水)
米 パレスチナ系学生が銃撃され負傷
3 STUDENTS OF PALESTINIAN DESCENT SHOT IN VERMONT
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12月28日(木)
ウクライナへ地雷探知機を引き渡し
JAPAN SENDS MINE DETECTORS TO UKRAINE
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12月29日(金)
アルトマン氏が語るAI
ChatGPT CEO SEES JAPAN AS NEW BUSINESS LEADER
MCを務めるのはトラウデン直美(顔写真にはこの “宣材” しかなかったのか? (^^;)。レギュラー陣からはトム・ケインだけが参加し、日替わり講師は、上智大学教授の前嶋和宏、ジャパンタイムズ元執行役員最高編集責任者の大門小百合、竹下隆一郎(PIVOT チーフ・グローバルエディター、執行役員)となっている。
こうしたてこ入れの背景については不明だが、これまで地味な扱いだった番組の今後に要注目だ!
ついでに記しておこうかと思ったTBSラジオの番組については、来年にでも触れようと思う。覚えていたら。(^^;