新しい眼鏡
この日、オリジン弁当店内で遅めのランチ(野菜炒め・醤油味・ライス少なめ)を済ませてから眼科医院へ。
その医院に出入りする眼鏡店から新しい眼鏡を受け取った私は、すぐに隣接する書店に入って、書棚や平台に並ぶ本のタイトルや表紙を眺めていった。
最近手もとが見えづらくなっていた遠近両用眼鏡のツルを折ってしまったことをきっかけに、本は裸眼で見るようになっていたのだけれど、メガネがないと駅の表示版とかスーパー内の商品や値札が見えづらくてかなわない。出歩く際になにかと不便なので、その用途にメガネを新調したわけである。
しばらくのあいだ、見まわせばすべてがぼうっと曖昧な世界のなかで過ごしてきたわけだけれど、すべてのものの輪郭が急にシャキッと明瞭になって見えてきたのに感激してしまった!
眼鏡ではなく、本を読むことでまわりのものごとが、よりはっきりと見えてくる経験をもっとしたいものなのだけれど……(^^;