「夏の洋書市」② | DVD放浪記

「夏の洋書市」②

8日に続いて Books Kinokuniya Tokyo 「夏の洋書市」を覗いてきた。

 

 

 
 
 
6階でエレベーターを降りてすぐのところにある、児童書・YA向け書籍のコーナーをチラと見ると、昨日私が買った後2冊残っていた White Bird の姿は消えていた。やはり、迷ったら買いなのである。
 
 
 
 
 
そして、その横の映画・音楽関係のコーナーにひっそりと平積みされていた、映画「TENET」の英文スクリプト本(770円=700円+税)をまずゲット!
 
 
 
 
 
 
それから少し移動して、国産コミックの英語版の箱をチェックする。よしなが・ふみの『大奥』シリーズ第3弾(770円)が出ていたけれど、残念ながら、私はすでに丸善で購入済み(550円)である。(^^;

 

 

そして、昨日の蛭子能収本が3冊残ったままになっていた。(^^; よっぽど転売用にもう1冊買っておこうかとも考えたのだが、少し頭を冷やしてから、とりあえず、高橋留美子本(770円)をもう1冊確保するにとどめておく。
 
 
 
 
 
以上の2冊だけで引きあげていれば、財政的には大正解だったものを、よせばいいのに、フロア中央にある本丸の箱を再度眺めていくことになってしまった。 (^^;
 
便宜上、壁に近いほうから6列+日本関係の箱があると思っていただきたい。
 
① 社会科学(経済・ビジネスもの等)
② 人文・自然科学(現代史がらみのものも多く、一般向け科学解説書は総じて少ない)
③〜⑥ 小説
⑦ 日本関係(村上春樹や小川洋子、三島由紀夫らの小説もある)
 
ずーっと箱を見ていくと、The Letters of Ernest Hemingway 1929-1931(3300円)とかWorking with Winston (1430円)、The Nixon Tapes(770円)など、気になる本が目白押しだったけれど、いちいち付き合っていたら大変なことになる。(^^;
◆ ニクソンのテープ?
 

 

 

 

 

 

 

フィクションの箱にはエンタテインメント系のペーパーバックが雑多に押し込まれていたけれど、SFもので目立ったのは英国ゴランツ社の MASTER WORK  シリーズ。丸善のそるど市ではほとんど見かけなかったのとは対照的である。おなじみフィリップ・K・ディックの長編(770円)にまじって、シルヴァーバーグ(440円ものあり)やジョアナ・ラスの名前もある。ちょっと驚いたのは、このシリーズにハードカバー版があったこと! ハインラインのあの『月は無慈悲な夜の女王』The Moon is a Harsh Mistress)が1430円だった。(^^;

 

 

いっぽう、クライムもので目を引いたのが、ジョイス・キャロル・オーツ の The Triumph of the Spider Monkey と、David Grann の The Old Man and the Gun and Other Tales of True Crime(各440円)。後者は、ロバート・レッドフォード最後の主演作として映画化されたものだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

……とまあ、いろいろカゴに入れていったらこうなった!

 

 

 

 

じっと見つめていると……右端にあるテリー・イーグルトンの Humour(770円)はやはり分不相応かと反省し、(^^; カゴからは外してしまった。

 

 

 

 

 

だったら、ハロルド・ブルームの Falstaff (770円)はどうなのよ、となるのは当然だけれど、まあ、こちらは「オーソン・ウエルズのフォルスタッフ」をもう一度観る際の参考資料ということでキープしておく。 (^^;

 

 

 

 

 

 

 

Will Durant の The Story of Philosophy(440円)は一種の懐メロ。P・G・ウッドハウスの Highballs for Breakfast (440円)は、もう魔が差したというしか……(^^;

 

 

 

 

 

 

 

ふと気になって、最果ての地に置かれていた外国語学習指導書などのコーナーに赴くと、そこは、やはり最果ての地であった……。

 
 
 
 
 
 
実は、今回のセール対象からは外れているのだけれど、意外に割安な価格に設定されたジブリ商品があるのに気がついた。それについてはまた別の機会に。
 

 
今夜は、ポップコーンとコーラを脇に置いて、ラジオの選挙速報を聴くつもりだ。テレビを買うのはいつになることやら……(^^;