ずーっと箱を見ていくと、The Letters of Ernest Hemingway 1929-1931(3300円)とか、Working with Winston (1430円)、The Nixon Tapes(770円)など、気になる本が目白押しだったけれど、いちいち付き合っていたら大変なことになる。(^^;
フィクションの箱にはエンタテインメント系のペーパーバックが雑多に押し込まれていたけれど、SFもので目立ったのは英国ゴランツ社の MASTER WORK シリーズ。丸善のそるど市ではほとんど見かけなかったのとは対照的である。おなじみフィリップ・K・ディックの長編(770円)にまじって、シルヴァーバーグ(440円ものあり)やジョアナ・ラスの名前もある。ちょっと驚いたのは、このシリーズにハードカバー版があったこと! ハインラインのあの『月は無慈悲な夜の女王』(The Moon is a Harsh Mistress)が1430円だった。(^^;
いっぽう、クライムもので目を引いたのが、ジョイス・キャロル・オーツ の The Triumph of the Spider Monkey と、David Grann の The Old Man and the Gun and Other Tales of True Crime(各440円)。後者は、ロバート・レッドフォード最後の主演作として映画化されたものだと思う。