桂三輝の英語落語 | DVD放浪記

桂三輝の英語落語

うっかり8日のMRI検査をすっ飛ばしてしまった! 消化器内科がらみで予約が入っていたものだ。病院まで出向き、あらためて予約を取り直すが、直近でも7月はじめとは……(^^;

 

その帰りに立ち寄った書店で文庫本を4冊購入する。ちくま文庫3冊とハヤカワ文庫1冊である。

 

 

 

 

 

 

だが、今日の話題は落語である! (^^;

 

 

近年、日本人の噺家が英語で落語を演じる試みが増えてきているが、外国人による英語落語なるものも登場している。六代目桂文枝の15番目の弟子、桂三輝(カツラ・サンシャイン)がその担い手である。
 

 

 

 

書籍『桂三輝の英語落語』には、「みそ豆丁雅」「寿限無」「動物園」などに加えて、彼のオリジナルの小噺などの英文テキストが収められている(カタカナ英語が蔓延している日本語の現状をネタにした「せっけん噺」はけっこう笑わせてくれる)。それ以外に「落語で学べる英語表現」とか、そうした表現を含む英文会話例など、英語学習寄りの記事も掲載されているのだけれど、「そんなものより、もっと落語を!」と声を大にして訴えたいところである。(^^;

 

音声は無料でダウンロードできるのだが、これがまたいい! 既に知っている内容がほとんどだし、基本的に分かりやすい英語なのだけれど、日本人による英語落語などとはけた違いのスピードで話している(ように私などには聞こえる)。

 

このあたりは、立川志の春『誰でも笑える英語落語』で演じている「動物園」と聞き比べてみると面白いかもしれない。ちなみに、ここに収録されている志の春の英語版「転失気」は抱腹絶倒ものの逸品である。

 

 

 

 

その桂三輝が、なんと6月号の「ラジオビジネス英語」に登場した! この番組では毎月各界著名人を招いて、そのインタビューを木金のプログラムで取り上げているのだ(下記のテキスト内の写真にある “Interview 3” とは、この4月に始まった講座の3人目のインタビューであることを意味している)。

 

 

 

 

 

 

別に、彼はここで落語を披露しているわけではないが、桂三輝ファンは、いや、落語ファンはぜひお見逃し、お聴き逃しなきように!

 
 

 

 

 

そうそう、こんなものもありました。 (^^;

 

 

 

 

 

 

前者は別途朗読音声をダウンロードできるが、後者には音声はない。