バーナード嬢曰く。 友情篇 | DVD放浪記

バーナード嬢曰く。 友情篇

おそらくは、最新第6巻刊行にあわせて企画されたものなのか、シリーズ全体から19編をより抜いたサンプル版『バーナード嬢曰く。 友情篇の Kindle本が現在無料で配布されている! 【2022年02月02日18:00現在】

 


例によって、無料本には冷たい仕打ちで大絶賛中の《Ameba Pick》からは直接リンクを貼れないので、アマゾン内で、“バーナード嬢曰く。友情篇” で検索するなどしてアクセスいただきたい。

無料 kindle本には冷たい Ameba Pick?

 

 


 

これは、ほとんど本を読まないけれど読書家には強く憧れる “バーナード嬢” こと町田さわ子と、SFを中心に幅広い分野をカバーする “本の虫” 神林しおりの二人を中心におりなす “読書あるある” ストーリーだ。神林の的確なガイドや鉄拳制裁に加え、ふだんはグータラなド嬢の意外なコメントにしんみりさせられることも一度や二度ではないのが、また魅力でもある!

友情篇は、分量的には約100ページほどの小冊子ではあるけれど、このシリーズの魅力を十分伝えていると思うので、読書好きで未読の方にはおすすめしておきたい!

いちおう、わかる範囲で各話の初出巻を以下に記しておく。

 

1冊目 【アシモフ曰く。】 第①巻1冊目(以下①-1のように略)
2冊目 【神林しおり曰く。】①-6

 

 

ちなみに、この『友情篇』には収録されていないけれど、①-9「舟を編む」のなかにある以下のやり取りなどは爆笑ものだ。(^^;

神林:フィリップ・K・ディック『トータル・リコール』はどう?/再映画化で新しく出た短編集/初訳の話も入ってる

 

町田:初訳?/面白い?

 

神林:ディックが死んで30年だぞ!/今更 初訳される話が面白いわけないだろ‼

 

3冊目 【失われた時を求めて】 ②-21
4冊目 【黒】 ②-22
5冊目 【往復書簡】 ②-24
6冊目 【一人旅】 ②-26

 

 


7冊目 【バス停】 ③-37
8冊目 【雨宿り】 ③-39
9冊目 【ケンカ】 ③-42
10冊目 【リピート】 ③-45

 

 


11冊目 【腹の虫】 ④-48
12冊目 【BGM】 ④-57
13冊目 【渚にて】 ④-59

 

 

 

14冊目 【VRゴーグル】 ⑤-66 
15冊目 【神林X遠藤】 ⑤-67
16冊目 【デジャヴ】  ⑤-70
17冊目 【不謹慎クイズ】 ⑤-74
18冊目 【花火】 ⑤-80
19冊目 【マスク】    ⑤-84

 

 

 

シリーズを通して題字以外は白黒だったので、今回のカラーの表紙が実に新鮮に見える! (^^;