脳と人体の話 | DVD放浪記

脳と人体の話

午前中に地元の皮膚科医院で1週間前にイボを切除してもらった傷口の抜糸をしてもらう。イボは悪性のものではなかった由。検査料は前回の清算時に含まれていたのか、今日の支払いは390円で済んだ。

イボを切除?

 

その後銀行へ立ち寄り、令和3年度分の国民健康保険料を全納する。それからひと駅半ほど歩き、郵便局で不在配達のあった本を受け取った。アシモフノンフィクション2冊である。

 

 

 

 

どちらも買い直しなのが痛いところだけれど、まだ入手可能だったことを喜ぶべきか。『脳』The Human Brain)は白揚社から刊行されたものだが、共立出版のアシモフ選集中にある『人体の話』The Human Body )と対をなしており、現に両者を合本にした洋書もある。

アシモフ選集?

 

 

 

 

どちらも初版の版元は Houghton Mifflin 社で、人体は1963年、脳は1964年に刊行されている。こうしたバックグラウンドがある以上、映画「ミクロの決死圏」Fantastic Voyage)のノベライゼーション(小説化)の依頼がアシモフに寄せられたのも当然の結果といえるだろう。小説版は1966年に、もちろん、Houghton Mifflin 社から刊行されたのだった。

 

ちなみに、アシモフの筆が進みすぎたせいで、映画公開に先んじて書籍版が刊行されてしまったという。アシモフがときに「ミクロの決死圏」の原作者と誤解されるのも故なきことではなかったということか。(^^;

◆ Houghton Mifflin 社?

『ミクロの決死圏』の誤解