英語で読む高校世界史 | DVD放浪記

英語で読む高校世界史

いいかげんキャンペーンが終了してしまいそうなので、あわててキンドル本語学書のセールの話題に戻る。

【最大50%OFF】語学・教育関連本キャンペーン

 

講談社のラインアップで見逃せないのは、なんといっても『英語で読む高校世界史』だろう。これは、私自身が、ぜひどこかの出版社でやってほしいと願っていた種類の企画(だから、紙の書籍も、今回よりも高い価格の時のキンドル本も購入済み)だったのだが……(^^;

 

 

 

 

これは文字どおり、東京書籍の『高校世界史B』(2012年版)の全文を英訳したものである。それだけでも充分ユニークなわけだが、さらに面白いのは、英文本文中の主な人名、地名、歴史的な事項・用語には、カタカナや漢字でルビが振られていることだろう(そして、英語・日本語ともに索引が用意されているけれど、当該事項へ飛ぶには、キンドル本の検索機能を経由する必要がある)。

 

で、肝心の英語本文なのだけれど、実はあまり読み進めていないのだ。その理由が、私の英文読解力の貧しさにあることは言うまでもないのだけれど、それ以外にも読みづらさの原因がありはしないのかと妄想してしまう私は、う〜ん、やっぱり修行不足なのだろう。 (T-T)

【注意】ちなみに、私の Fire では、この『英語で読む高校世界史』の英語本文中で〔英和辞書〕を利用すると、辞書の語義中の日本語部分が文字化けして判読不能となってしまう。

 

 

別のキンドル本でも同様のトラブルに遭遇したことがある(本文テキストが日本語でその中に埋め込まれた英単語を辞書引きした場合に発生した)ので、それと関係があるのかもしれない。カスタマーサービスと何度かやりとりをした結果、私が申し立てたトラブルについては解消したとの連絡は受け取ったのだが、残念ながら、私の Fire 内ではそれが再現しないまま今日に至っている。

英和辞書引き小窓内の文字化け問題

Fire 利用英語学習者に朗報!

 

 

ただ、この高校レベルの世界史の英語版という企画に、ほう、そんなものがあったのかと身を乗り出したあなたには、この講談社版に加えて、あの山川出版社からも同趣旨の(ロバート・キャンベル氏ご推薦の)『英文 詳説世界史』が刊行されていることをお伝えしておきたい。書籍版もキンドル版も出ているが、残念ながら今回の語学・教育関連本キャンペーンの対象からは外れている。

 

 

 

 

 

 

日本史を英語で学ぶといった本には事欠かないが、この世界史を英文で読む際に注目したいのが、中国・アジア関連の人物・事項の英文表記である。この点については、「教養の英語」という、たいそうなテーマのもとに、あらためて考えてみたい。

教養の英語?