体調不良の翌日点滴! | DVD放浪記

体調不良の翌日点滴!

02月15日

 

正午少し前に(4つ先の駅にある)トランクルームへ出向き、ランダムに書籍を丈夫なナイロン製の袋に入れ、両手に提げて持ち帰る。これがずっしりと重く(あとで数えたら75冊あった)、取っ手の部分がちぎれそうで心配になり、途中で喫茶店に入って休憩をとる。その後、体調が急速に悪化し、駅の券売機の横にある狭いスペースや、渡り廊下の手すりの上などに荷物を置いて休み休み、息も絶え絶え歩きながら、なんとかアパートまでたどり着いた。すぐ横になって、これはヤバかったかなと反省するが、少ししてから昼食をとると、意外に早く回復してしまった。朝食だけで動き回ったのがまずかったらしい。炭水化物が少なかったのでガス欠と勝手に自己診断! (^^;

 

 

 

02月16日

 

本日は通勤時間帯の電車に乗って病院へ。新たな点滴治療サイクルの始まりである。毎回、点滴前に担当医師と、当日の血圧体温を確認し、これまでの体調を報告しており、昨日の一件も伝えたところ、「ま、大丈夫なんじゃない」と先生はいたって鷹揚。不思議なことに、このところ血圧はまずまずで推移している。スーパーで総菜などを買うときに、塩分量を意識しているからか。もっとも、先週の血液検査では、中性脂肪の数値が正常範囲ながら、前回よりもかなり上がっていて、「いいもの食べ過ぎたんじゃないの?」とからかわれてしまった。思い当たることといえば、連日オリジンの豚汁(1杯150円)を昼食か夕食に添えていたことぐらいか。

 

さて、もう私の点滴ライン取りの難しさは、この病棟の看護師全員に知れ渡っているらしく、ベッドに横になるとすぐさま両腕の暖めが始まり、看護師さん(このフロアではすべて女性)が、「今日は右、左どちらにしましょうか?」「看護師が担当してもよろしいでしょうか?」と訊いてくる。口には出さないが、いやあ、お任せしますから、うまくやってください……(^^; 

腕穴だらけ

 

結局この日担当の男性医師(私には初顔)がやってきた。とりあえず、私の左腕を検分しながら「いつもどのへんに刺してますか?」と定番の質問だが、私としては、「もう、あちこちです」としか答えようがない。そうしてる間に、またギャラリーが増えてきた。

 

私の腕にゴムバンドをきつく巻き付け、ひとわたり所定の儀式を済ませると、医師は「じゃあ、このあたりでやってみますね」と宣言する。そして、看護師から渡された点滴用の器具の針を見て、「えっ、もうこっちから? うん、まあいいや」とつぶやいた。私の知る限り、この手の針には(最低?)2種類あるらしい。それでも、今回はスムーズに1発で成功して点滴が落ち始めるようになる。前回の治療サイクル最終日の医師も初回で決めてくれたのだが、実は、刺したときちょっと痛かったのだ。 (^^;

 

「いやあ、ありがとうございます!」とマジに感謝すると、「(皮膚に浮かんで見える様子とは裏腹に)意外に中の血管は太いのかもね」と言い添えたのは照れ隠しだったか。

 

でも、ほんとうに感謝、感謝だ! (^0^)