話すことも不自由なわたし
歯科で義歯の具合を確認してもらう。噛み合わせも問題なく、抜歯したあとの歯茎がさらに落ち着く1ヶ月後にもう一度診ましょうとのこと。
最初、「あれ(義歯)は使ってらっしゃいますか?」とどこか遠慮がちに尋ねられたので、変なことを聞くなと思っていたら、私が(義歯をつけたままで)意外にしゃべっているのに驚いた由。複数の箇所の歯にまたがる大きめのつくりなので、実は話すことへの影響が一番心配だったらしい。事実、店で食事を注文する際に発音が不明瞭になって聞き返されることがあり、早口でごまかそうとして、かえってつまづくことも経験済みだ。ただ、私の年齢で話すことに消極的になってしまうのはよろしくなかろうと、ゆっくりはっきり声を出すよう努めているつもりではいるのだ。ただ、もっと慣れが必要とも感じているので、朗読などで積極的に声を出す機会を増やそうかと思案中だ。そうそう、英語の勉強も再開しなければ。
そしてこの日、驚愕の事実が判明! 私を担当するY先生は実は大学院生で、現在論文執筆の真っ最中なのだという。(^^; 以前からお若いなとは思いつつ、治療の各段階での丁寧な説明、出来上がりに不満があれば躊躇なく技工士へ差し戻すという厳しい姿勢、アシスタントへのテキパキとした指示・ダメ出し等々、かなり経験を積んでいる方と思っていたのだが……ということで、「11月初旬は人生最大の難所を迎えている可能性があるので、他の先生に代わって診てもらうかもしれません」とのこと。いやいや、しっかり頑張ってください。 (^0^)
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ということで今日も流れてきました神保町。だが、ポツポツ降り出した雨模様のせいで、例によって明倫館が店の前に並べているワゴンには大きなビニールがすっぽり被せられていた。他の古書店も生彩を欠き、しかたなく、三省堂書店で、開高健の『開高健の文学論』、『ピカソはほんまに天才か』、ちくま文庫から出た山川直人の『ハモニカ文庫と詩の漫画』を購入。そして、東京堂書店で、創元がこの秋復刊したヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』、テア・フォン・ハルボウの『メトロポリス』、アレイスター・クロウリーの『黒魔術の娘』などを購入する。
開高健の文学論 (中公文庫)
905円
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ピカソはほんまに天才か―文学・映画・絵画… (中公文庫)
679円
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ハモニカ文庫と詩の漫画 (ちくま文庫)
799円
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ねじの回転 -心霊小説傑作選- (創元推理文庫)
864円
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メトロポリス (創元SF文庫)
1,296円
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黒魔術の娘 (創元推理文庫)
1,296円
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