コンビニにて
コンビニで目に付いた雑誌。
◆「BRUTUS」(2月1日号)
- 大学ノートを模した表紙にまず惹かれる。見ると、柴田元幸がスチュアート・ダイベックを招いて行なったセミナーの模様など、名物講師10人の講義をざっくり紹介している。合間に挟まれるコラム、「今や大学も建築で選ぶ時代。極上の大学建築8選」がマガジンハウス節全開で笑える。 (^^)
◆「COURRiER Japon(クーリエ ジャポン)」 (2月号)
オバマ次期アメリカ大統領の演説のDVDが付録に付き、その演説のレトリックについての分析が雑誌内に掲載されている。CNNとのコラボ企画らしいが、こういうのを超・記事広告とでも言うのだろうか。先月号のアルクの『ハイ・ブリット』シリーズからの抜粋CDに続くもので、今後も気になるところだ。
◆「プレジデント」(2月2日号)
「役職・課目・場面別 厳選650冊」という特集記事の大方は私に無縁の本ばかりだが、この手のブック・カタログにはほとんど無意識のうちに手が伸びてしまうのだ。科学・技術のコーナーで池内了が「最先端のエッセンスをつまみ食いしたい―気持ちは分かりますが、役立つことだけ身につけよういう『ハウツー』は『科学する心』とは正反対です」と言いつつ、それでもエッセンスを求めるのならと、岩波ジュニア新書をすすめているのには納得。また、論理・哲学のコーナーで、土屋賢二センセイが意外にまともなガイド役に徹しているのが面白かった。東国原宮城県知事のノート公開の記事も、まあ○。