夏祭りとペーパーバック
昨日は、目が覚めると午後4時近くというていたらく。
ゴソゴソ起き出してから電車で近くのターミナル駅へ。駅前の回転寿司に入る。朝昼夕食兼用だ。それからユニクロで秋ものを少し買い入れ、近くの小路を入ったところの建物の2階にある喫茶店へ。
アイスコーヒーを飲みながら、立川志の輔の『古典落語100席』を読んでいると、夏祭りの笛太鼓の音があるときは遠く、あるときは近くに聞こえてくる。小路のあちこちを神輿を担いで練り歩いているのだろう。
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本のほうはというと、志の輔はしょせん、選者、監修者ということで、やはり期待過剰は禁物の1冊。それでも、私のような人間には備忘録として役立ちそう。
喫茶店を出ると、法被姿の子どもらが大勢通りを歩いていた。その家族らしき大人たちがその後に続く。
帰りの電車の扉の横に立つと、向かいの若い黒人の足もとに紀伊國屋書店の紙袋が。ちらと中を見やると、5冊のペーパーバックとおぼしき本がカバー付きで立てて置かれていた。アレと思い、もう少し見てみると、なぜひっかかったのかやっと分かった。どれもほとんど同じ厚さ(400~500ページぐらい?)で同一タイトルに見えるのだ。
経験上、ランダムにペーパーバックを5冊買って、あれだけ厚さが均等に見えることはないような気がする。ファンタジー5巻本か。いや、同じ本を5冊買った可能性のほうが高いのではないだろうか。ただ、会話学校などであれだけの厚さの本をテキストに使うことはなさそうなので、なにかのゼミで使用する本を皆のためにまとめて購入したものではないだろうか……などと夢想しているうちに、次のターミナル駅でその男性は降りてしまった。有名私大のある駅だったが。
駅前で、「文藝春秋」を購入。読みたい記事が山ほどある。