「紳士と淑女」を読んで | DVD放浪記

「紳士と淑女」を読んで

本日は、講義終了後はそば処へと場所を移していろいろな話。昨日の「新アウターリミッツ」の吹替えも一部担当されていた先生が、長く「日曜洋画劇場」も手がけられていたことを知る。


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映像作品の軍事アドバイザーとして有名な人物が「沈黙の戦艦」に俳優として出演していたことを知る。ちょっと調べてみると、この御仁ずいぶん出演作があるのだ。俳優としてのギャラは別扱いなんだろうか。


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やっとのことで「諸君」7月号を手に取り、従軍慰安婦の記事に目をとおしてから冒頭の「紳士と淑女」を読む。この名物コラム、いつもは辛らつなコメントに終始することが多いのだが、今月の最後の1ページは少し違う。


ロストロポーヴィチが小澤征爾がタクトを振るN響でドヴォルザークを弾いた後に、客席からの拍手に何度も舞台に呼び戻され、最後に阪神大震災の犠牲者のためにバッハの無伴奏組曲「サラバンド」を弾いた際のエピソードを中心に彼の死について触れているのだが、読み終えて少し神妙な気分になる。