防犯ブザー
本日は事務局で来期の登録を済ませる。前回は都合で選択できずパスしたものだ。今日は一般向け説明会がある日で、事務局にはBさん、Tさんが忙しく出入りしていた。
* * * * *
その後、新宿の量販店を覗き、最初の店で処分価格になっていた「映像の戦後60年」を拾う。
- NHKエンタープライズ
- あなたと作る時代の記録 映像の戦後60年 DVD-BOX
フィリップ・シーモア・ホフマンが主演した「カポーティー」と、そのカポーティの作品を映画化した「冷血」を1パックに収めたパッケージや「太陽」にも目がいくが、今日のところはパスして次の店に向かう。
* * * * *
DVDの収穫なく、VAIOのキーボードカバーを買おうと階下に降り、その前にトイレに入ろうとしてブザーが鳴った。その時私は紙袋とパソコンを入れたバッグを持っていた。レジに出向いて事情を告げ、調べてもらったが、問題になるようなものもちろんなかった。
実は、その紙袋の中には、先週購入したスタ・クラのウェスタンBOXセットがあった。それを前回の講義直前に開封し、そのまま紙袋の中に戻していたものだったのだが、幸い、その購入レシートは持っていたので事なきをえた。それ以外には、電子辞書、DS Lite、そして先の量販店で購入した「映像の戦後60年」だ。個々にセンサーを通すと問題なく、袋に詰めた全体を通すとブザーが鳴るという繰り返しでらちがあかない。
店員も、内容物自体は問題ないと認めてくれたので、店を出るところまでついていってくれるということなのだが、あまり気分はよくないので、最後まで原因を確かめることにする。
もう一度ブザーが鳴るのが紙袋のみであることを確認し、中のものをひとつずつセンサーに通していく。やはりセンサーは鳴らない。おかしいので、さらに袋の中を改めていくうちに、店員が「ああ、これだ!」と声を上げたのが、ウェスタンBOXを包んでいたビニールについていたシールだった。先週自分の座席で開封した際、ビニールはそのまま袋の底に突っ込んでおいていたのだ。
このシールは、この店のどのDVDのパッケージにも貼られているもので、店員が磁気情報を消去しない(=支払いを済ませない)ままで持ち出そうとすると、センサーが感知してブザーが鳴る仕組みになっている。だが、このシールはすでに1週間前の購入時点で消磁済みのはずで、しかも、今日もDVDコーナーの出入り口、エスカレータ乗降時に通過するゲートでも鳴らなかったのだ。なぜトイレで、と思ったが、実は簡単なことだった。センサーの感度が場所によって異なり、トイレの出入り口は特に敏感に設定されていたという次第。こちらもホッとした。
* * * * *
そもそも、なぜ私はそんなウェスタンBOXを先週購入し、講義直前に開封し、それを紙袋に戻し、わざわざ今日も持ち歩いていたのか? そう、先週の講義で、私の斜め後ろに座っていた”山形”さん(遠く山形jから聴講に来ているのでこう呼ばれていた!)も不思議に思っていたらしい。それは、BOX内にある特別な作品が含まれていることに関係しているのだが、ここでは秘密ということにしておこう(どうしてもその理由を知りたいという方は直接お問い合わせください)。
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- スタジオ・クラシック・シリーズ FOXウエスタンBOX