期待のSFTVドラマ? | DVD放浪記

期待のSFTVドラマ?

年末に駅前の売店で購入した「TITLe」2月号を取り出して眺める。DVDの特集号だ。


TITLe (タイトル) 2007年 02月号 [雑誌]


この号には、20世紀フォックス提供の付録DVDがあり、「プリズン・ブレイク」、「チャーリー・ジェイド」、「ダーマ&グレッグ」のそれぞれ第1話が収められていた。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
プリズン・ブレイク コレクターズ BOX1


人より二周も三周も遅れている私のことなので、この「プリズン・ブレイク」も今回初めて観た。 塀の内と外でドラマが展開するようだが、ご都合主義的なところはあるものの、まずまずの出だし。というか、つかみができてなければ第1話として成立しないわけだし、プロモーションの役に立たないわけだが。

                    * * * * *

ビデオメーカー
チャーリー・ジェイド コレクターズBOX


いっぽう、「チャーリー・ジェイド」は思わせぶりな内容で、 この第1話だけでは何がなんだかわからない。視聴者の興味を次回へとつなぎとめるテクニックのひとつなのだろうが、その成否はやや微妙だ。

三つの並行世界が相互に交錯していく話らしく、「ブレード・ランナー」や「マトリックス」の世界のイメージを【借用】したビジュアルは、テレビ番組にしてはなかなか凝っている。本当にその並行世界をまたがる設定が生かされるのなら、真に野心的なSFドラマといえるので期待したいところなのだが……竜頭蛇尾とならないことを切に祈りたい。