私の名前はキム・サムスン
もう1枚のプロモーションDVD「私の名前はキム・サムスン」も観た。こちらのDVDには、本編第1話に加え、別編集で作りこまれたコンテンツが収録されており、番組の魅力を伝えようとする意欲が感じられて好感が持てる。ただ、音声は日本語吹き替えのみに限定されていた。画面上に番組名が常時表示される仕様は、「ダーマ&グレッグ」と同様である。
このプロモーション用DVDがテイクフリーで置かれていた店を翌週覗いたときはすべて消えていたので、やはり手に取る人は多いようだ。
キム・サムスンというのは、必ずしも古風な名前というわけではなく、山田花子をもっとダサくしたような響きがあるらしい。そんな名前を授けられた太めの負け組(?)女を主人公にしたこのベタなコメディは、第1話を観た限りではなかなか悪くない。役作りのために体重を増やしてこの番組に臨んだキム・ソナの演技を観ていると、なるほど韓国版「ブリジット・ジョーンズの日記」の趣が感じられる。
韓流ドラマというと、チャングムしか思い浮かばない私だが、これをテレビ(私は地上波しか見ることができない)で流していたら、たぶん毎週観てしまうことだろう。
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シリーズもののDVDは、レンタルにしろ、BOXセットにしろ、一度食いついてくれれば、あとがおいしいということなのだろう。第1話の無料ネット配信なども含め、こうしたタイプのプロモーションは今後も盛んに行われていくに違いない。