最近観ている映画の話 | DVD放浪記

最近観ている映画の話

最近、映画本編についての書き込みが減っている。一時「トゥルー・コーリング」を観ていた時期は、確かに映画を観る時間自体が減っていたのだが、実は、最近は(自分としては)かなりの本数を観ている。ワーナーの廉価版DVD、KEEPの500円DVDなどで提供されるクラシック映画が大半で、最近の映画は少ないのだが、個々に感想を書く前に、関連する映画を観たいという思いが強く、観るとまた次をといった具合で、書き留めるタイミングがうまく見つからないのだ。


例えば、「踊る大紐育」(1949年)を観たら「錨をあげて」(1945年)を観たくなる。そうなると「私を野球につれてって」(1949年)も観てしまう。すると、そういえば、「野郎どもと女たち」(1955年)にもシナトラが出ていたっけと思い当たり、シナトラの出演作品を調べてみると、彼が活躍していたのがミュージカル映画だけではないことを思い出し、DVDの山の中から本気になって探し当てた「影なき狙撃者」をもう一度観なおしたり、「地上より永遠に」(1953年)は観たけど、くっそー、「見知らぬ人でなく」(1955年)はDVD化されてないのかよーと毒づいたりする。


ワーナー・ホーム・ビデオ
踊る大紐育



ワーナー・ホーム・ビデオ
錨を上げて


ワーナー・ホーム・ビデオ
私を野球につれてって


ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
野郎どもと女たち アルティメット・コレクション


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
影なき狙撃者


ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
地上より永遠に
あるいは、エロール・フリンの「壮烈第七騎兵隊」(1941年)を観ると、同時代を扱っている「大平原」(1936年)をもう1度観たくなり、続けて、これら映画の隠れた主人公であるウィンチェスター銃の名を冠した、「ウィンチェスター銃 '73」(1950年)に興味がわいて、これを観てしまう。
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ウィンチェスター銃 '73

こういった具合で、いつまでたっても出口のない森の中をさ迷い歩くことになり、かといって、それで途方に暮れるでもなく、本人としてはむしろそれを楽しんでいるのだから、筆が進むわけがないのだ。