「マイペディア」で映画検定に挑戦? | DVD放浪記

「マイペディア」で映画検定に挑戦?

最近の携帯電子辞書には、「マイペディア」が収録されているものが多い。私のXD-H9200にも収められていて、いろいろ活用させてもらっているのだが、最近面白い使い方を発見した。まあ、「発見」というのは、単に私が取扱説明書をしっかり読んでいなかっただけなのだが。


この百科事典「マイペディア」は、書籍版の時代はたしか平凡社から出版されていたと思う。電子辞書版では「日立システムアンドサービス」の名前が前面に出ていて、その関係はよくわからないのだが、


ま、それはともかく、XD-H9200の電源を投入すると、前回使用した辞書のモードで起動する仕様なのだが、メニュー・キーを押すと、横2列×縦5行のレイアウトで収録辞書の一覧が表示される。実は、これは第一画面で、メニューには第2画面がある。「オックスフォード連語辞典」とか「パソコン用語事典」とか「カタカナ語新辞典」など、使用頻度が低そうなものがこの第2画面のメニューに追いやられているのだが、そこに「分野別小辞典(広辞苑より)」と「分野別小事典(百科事典より)」という項目が加えられているのだ。


たとえば、「広辞苑」の分野別を見ると、人名、地名、作品名、季語、慣用句などのメニューが用意されている。つまり、大量の見出し項目を分野別に束ね直しただけのものなのだが、クイズっぽい感じで遊ぶことができるのがミソ。同様に、「マイペディア」の分野別も、「11ジャンル別小事典」と「20部門別小事典」に分かれており、さまざまな切り口で、百科事典の見出し項目を整理して提示してくれている。特に、後者の中にある「映画・写真」のカテゴリは、小映画事典として意外に使えそうだ。


「写真」にまつわる項目も混ざっていることと、「あ」から順にスクロールしていかなければならないのがマイナス点だが、これから時間の空いたときは、ちょくちょく見てみようと思う。これで映画検定突破も夢ではない……というのはやはり無理な相談か。