「サウンド・オブ・ミュージック」子役たちのその後 | DVD放浪記

「サウンド・オブ・ミュージック」子役たちのその後

「サウンド・オブ・ミュージック」のDVDの中には、7人の兄弟姉妹を演じた当時の子役らが一同に会した、「40周年同窓会」が収録されていて、大人となった彼らの姿を見ることができる。だれもが、多少の浮き沈みはあるにせよ元気な姿を見せてくれているのにはほっとする。

 

 

 

長男を演じたニコラス・ハモンドは、「サウンド・オブ・ミュージック」に出演したことで一種の「責任」を負うことになったと語っていたが、日本でも、「この作品に出演した以上は、警察のご厄介になるようなことだけはできなくなってしまった」などと似たようなことを言う俳優がいることを思い出してしまった。

 

クリストファー・プラマーが、音声解説などの中で一般論として、映画における「子役」については否定的な見方を表明しているのが面白かったが、その彼も、最終的には、この映画の子役らとは打ち解けることができたようだ。音声解説の中で、「ずいぶん経ってから、末っ子役の女性(キム・カラス)が楽屋の私を訪ねてくれたんだが、ゴージャスな美女になっていたのには驚いた」というエピソードを紹介していたが、気になる方は、この同窓会に登場した彼女の姿を自分の目で確かめてみてほしい。

 

 

 

以前にも触れたが、アンジェラ・カートライトは、テレビ番組「宇宙家族ロビンソン」で次女のペニー役を演じて日本でもおなじみの顔となった。実は、キム・カラスもさるエピソードの中にゲスト出演している。