あの大空の彼方へと
理想を描いた春
染み渡る風の音と
ひと夏の思い出
伸びてゆく影を追い
途方もない夢を語った
もう戻りはしない
遠い日々
哀しみに揺れる秋を抜け
絶対零度の冬を越えて
昇る朝日に夢を見る
移ろいゆく時の向かう先は
喩えようもない切なさと共に
命の限りに叫ぶ、その歌はソナチネ
蒼い空へと吸い込まれていったきり
コトバは消えた、笑いたければ笑え
ほら、突きつけた切先が揺れている
ヘッドライトが霞んで
霧の中にいると知る
行き着く先もわからないで
信じてる
ただその一言が言えなかった
願うだけでは叶わない世の中
それもまた一興
届かないとわかっていても
離れていくと知っていても
その腕を掴まずにはいられなかった
眩しすぎる太陽の下
身体を軽く 軽くして
飛びたいと思った
たとえ 届かなくても
本当の空の色を知りたいと思った
たとえ 翼の代わりに
失うものがあったとしても