今日は仕事始めの日なので、昨年の事を書くのもナンなのですが、
ひとつの気づきがあった事を覚えておくために書いておきたいと思います。

この数年、上智大学の聖歌隊を聞きに
12月はイグナチオ聖堂に行っています。

この聖歌隊は大学でのクリスマス音楽会の他に、
ホテルオークラで無料でミニコンサートも開いているので
今回はオークラのほうのコンサートにも行ってみることにしました。

オークラでの会場は可愛らしい踊り場を半円に取り囲んだ
階段状の小さなスペースで、聖歌隊の声は聖堂で聞くより
大きく聞こえると感じました。

 
2013年2度目の同じ聖歌隊のプログラムなのですが、
美しい歌声はいつ聞いても心洗われて・・・
気がつくと幾筋もの涙が頬を伝っていました。

涙自体に自分でも驚きました。
良く知った曲だったので・・・。
「きよしこの夜」

人生の最初の頃から何度も何度も、ミッション系の幼稚園に入る前から、
3歳でバイオリンを弾くように与えられた時から、
聞いて、歌って、弾いた曲。

それなのにこの夜、私の頬には突然湧き出した泉のように
涙が溢れたのです。
どうしてあんなに涙が溢れてきたんだろう・・・。

夜が迫ってくる暗い静かな道を家路へと急ぎながら、
私はぼんやりと、聖歌隊の美しい歌声と
急に湧き出た自分の涙の事を考えていました。

その夜の聖歌隊の声が魔法の鏡となって、
幼き日に小さな聖堂で歌っていた自分自身を映し出したような
気がされたのです。

あれからとても長い時間が経って、私は大人になって、
辛いこと、頭を抱えること、もうどうにもならないと思ったこと、
もがいている時間のほうが多かったと私は思っていました。

その時間の長さと自らの感情に潰されそうな気が何度もしたけれど、
この夜私はふと、悲しかったり辛かったりした時間や感情さえも、
必要な時間だったんだと自然に思ったのです。

その瞬間、頭上で割るような大音響が響き渡りました。
ゴーン
  ゴーン
    ゴーン。

6時を告げる教会の鐘の音でした。
ああ、そうか。
上智大学のイグナチオ聖堂のそばを私は歩いているのか。

見上げた空はもはや真っ暗で、聖堂の形も見えませんでしたが、
私の心に浮かんだ思いに合わせるように鳴り響いた教会の鐘の音の大きさに
私はしばらく立ち止まってしまいました。

身を切る寒さに震えながら家に戻り、部屋のストーブに手をかざしました。
聖堂の鐘と私の先ほどの感情を思い出しながら、この1年が終わるのだと、
カレンダーを見つめたその時、私はようやく気がつきました。
大好きなイラストレーターのデナリさんが描いた
女の子が描かれていると思った12月のカレンダー
は、
緑で「0」を表していたのだという事に。

 
そこで、私の心に再度「鐘」が鳴り響いたのです。

その夏、スピリチュアル・セッションを受けた志麻さんに
こう言われたんだった!
「今年の終わりまでに、今までのいろいろな負の思いや感情が
一掃されるでしょう。
もはや貴女には不要なものです。
それを自然と手放すことができますよ」

2013年の最後に私に浮かんだ感情は、「0」=原点に還える。
2014年はスタートの年になりそうです。 頑張ってみようと思います(*゚▽゚*)。