これは、私の母が懸命に生きた証を自分の記憶に残したくて綴る、記録です。
💁母のこと(11)は、こちらから!
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母の病がわかってからは
積極的に母に触れるように
心がけようと思っていました。
しかし、
母が退院し
体調が良くなってきたら
また、照れくさくなって
母に触れることから
遠のいていました。
昨日、母のカットをし
母の髪に触れ
若かった頃の母や
元気に過ごしていた頃の母と
違った母に出会い
あと何回、この髪に触れ
あと何回、会話することが
できるのかという想いが
瞬時に巡り
自分の気持ちがいっきに
込み上げてきたことに
気づきました。
これも忘れかけた記憶を
私にとって必要なタイミングで
Mr.タイムが想いを連れて
やってきてくれたような
気がします。
照れくさいからといって、コミュニケーションを怠って後悔するのか
しっかりと「今、ここ」を味わって、この瞬間、瞬間を生きるのとでは
完璧にしたって後悔するだろうし怠っても後悔する。
どっちにしろ後悔するならば、
「どのように味わったのか」
という
プロセスに焦点をあてて日々、大切に過ごしたいと思います。
母のこと(13)へ
つづく。
🌈こころのはぐ
心理カウンセラー田中春菜