これは、私の母が懸命に生きた証を自分の記憶に残したくて綴る、記録です。![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
母のこと④は、こちらから
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それから数日後、
検査結果がでました。
血液腫瘍マーカが示した結果通り
2021年7月26日![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
再び、転移。
今回は、
大動脈リンパ節に2つあるとのことです。
この事実を個人個人がどのように
引き受けていくのか。
母は言う。
もうきり刻まれるのは嫌だと。
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人生は、、選択の連続。
私たちは何を選んで
何を選ばないのか。
手術で悪性腫瘍と
追いかけっこして
命を繋いでいくのか、、、。
残された人生を
手術で延命にかけるのではなく、
あとは自然な状態にまかせ
穏やかに引き受けていくのか。![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
今の私には
何を選択することが必要なのか
決めることができません。
ただ荒野にひとり、
立ちすくんでいる自分が見えるだけです。
一方で、今だからわかることがあります。
むしろ、今ならわかります。![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
がんっていう病気は優しいよ
衛藤先生が仰っていた言葉が今、
鮮明に私の体に吸収されています。
この目の前にいる大切な人とは
限られた時間の中でしか
過ごせないことが明確になり、
ともに過ごす残された時間を
何をして何をしないか。
どのようにすれば
幸せな時間を共有できるのか![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
考える余地が与えられています。
闘病する側が
いちばん辛いことは承知の上で
残されるかもしれない家族にとっては
がんっていう病気は、優しかったんだ、、、
お母さん![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_heading_line.png)
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今まで、キツイ言い方して、ごめん
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今まで、たくさん心配かけて、ごめん
たくさん思いあたる「ごめん」を
改めようと思います。
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今日で最期かもしれないと思って
寝る前は必ず「おやすみ」って言おう。
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今日で最期かもしれないと思って
朝、目が覚めたらそのことに感謝して
「おはよう」って笑顔で伝えよう。
今日が最期かもしれないから
忙しい毎日だけど、マイベストで
母の声にできる限り耳を傾けよう。
「幸せだね」って笑顔で過ごせる時間に
これからは変えていこう。
って心の底から思えます。
母のこと⑥に続く
🌈こころのはぐ
心理カウンセラー田中春菜