2014年テレビ東京制作(U-NEXT)
出演:林遣都、広瀬アリス、金子ノブアキ
ゾンビウイルス区役所対策課の変なメンバーたちのドタバタ劇。出演者全員いい味出しててほんとに面白い。キャスティングも完璧。
テレ東の深夜ドラマって面白くて好きなものが多い。
林遣都は「おっさんずらぶ」の印象が強いけど、2014年の本作品でも地に足の着いた感のある好青年市民を演じるのがうまい。顔の系統は満島真之介と似ているが、彼がダークで軽薄な香りがする一方林君は品よくまじめさを感じる。
広瀬アリスは劇中でゾンビ対策キャンペーンのためにアイドルの恰好をして歌い踊るシーンがあったが、そこで気づいた。80年代アイドルが単体で成立したのと同じようなビジュアルがあればピンのアイドルというジャンルは成立し続けたかもしれない。
2000年半ば以降自称アイドルグループが多発したが、違和感をぬぐえなかったのはひとことでいえば可愛くないのにずうずうしくアイドルを自称する人材が多すぎたこと。そして秋元グループに見受けられたおじさん社会の価値観に媚びて迎合し、欲望丸出しのその夜の感じを無理やり昼間に持ち込む開き直り感、これがアイドルという単語を気安く使わないでもらいたいと思った。アイドルは歌がいまいちだとしても、とにかく南野陽子くらい可愛くないと。私の中の小学生時代に抱いていたアイドルの思い出を壊されたような気分になる。
広瀬アリスのアイドル風のシーンを見て、このビジュアルレベルだけ出ていれば「平成のアイドル、2000年代のアイドル」をもう少し肯定的に受け止められたのかもしれないと思った。正直、橋本環奈、浜辺美波、広瀬すずあたりが「アイドル」として活動してもまったく何の文句も浮かばない。そんなことを思った。
ドラマの話に戻り、ゾンビ研究医として出演の金子ノブアキ。とっちらかったあたまのなか~でと歌いたくなるポンキッキのバースデーパーティともさかと歌ってた人という印象が強いけど、大人になって俳優活動しているの見たらなんともかこよくなって、いまだにめちゃくちゃかっこいい!!!!好きな俳優さんの一人。