主演・尾上松也
これ最高面白い作品。
2020年12月頃に一気見。
見ると毎回食べたくなるから、あらかじめ甘味用意してから見ると食べたい気分が即満たされる。これ見てたまらず紀の善の抹茶ババロア買いに行った。
いっこうにコロナ流行おさまらないので、食べ歩きとは縁遠い日々になってしまった。「シーズン2」も作ってほしいけど、当面ないかなあ。
もう松也さいこ~のコメディ俳優。
コメディってすぐゲイ出してくるのが鉄板だけど、松也ってゲイやエロなしの普通の変人男の役として笑いがとれる。
変人男と嫌な感じの男の役がうまい松也。
「サボリーマン甘太郎」は仕事をきちんと終わらせて時間をつくり営業先の近所の甘味を食べ歩きする時間を捻出する主人公の日々を描いた話。「甘ブロ」という甘味食べ歩きブログをやっているが実生活では甘いもの好きなことすら周囲に隠している。
マキタスポーツやロバートの秋山は顔も存在感もコメディ向きだけれど松也はどちらかというとクールで整った顔で、笑いの生まれない顔立ちをしている。
歌舞伎役者の中でも端正な顔立ちであり、声も品があり、凛とした雰囲気。子供っぽくもないし、おじさんぽくもない年齢相応の紳士風。年齢相応の男の静かな色気もある。愛くるしさはないもののどちらかというとイケメン美形の部類に入るかもしれない。
しかし
実にバカっぽい変態の表情がうまいのだ。
美形な人は鼻毛が出ていたり失態をしたり、変な顔がほんとに変だったりするとブサイクよりもはるかにゲンメツされてしまう難点があるけれど、松也の場合うまい具合にここをクリアできている稀有な顔立ちだ。気持ち悪い表情やバカっぽいことをしても、普通に面白いし笑えるし、すっとクールに戻っても何も失っていない。
松也はほんとに変態の顔ができていてなおかつ面白い。
そんな松也だが歌舞伎だと普通にきれいで端正。
ほんとうにコメディ俳優として恵まれたものを持っている。表情や適度な演技感が実に巧い。