こんばんは。
昨日の話の続きを少し。
不滅のあなたへの話と、
The Truth Untoldでの決定的な違い。
それは不滅のあなたへの
少年グーグーは
何か大きな怪我をして醜くなったみたい
つまり普通の少年が、
ある日を境にモンスターとして扱われるんですよね
ただ、変わり果てた姿になっても変わらずに優しく迎えてくれる上司のような人がいて、家に呼んだり仕事を与えたりしてくれるけどその人に迷惑が掛かると言われてグーグーは結局そこを去るんだけど
一言呟く台詞が
旦那様ありがとうございます
旦那様のような優しくしてくれる人がいてくれたお陰で
(自分は)人間でいられる
様々な蔑みを受け、
傷つくグーグー
でも腐らず真っ直ぐに生きることを考えます
(ここも城に閉じこもっていた仮面の男とは違うところ)
すっかり金を使い果たし
仕事もなく
飢えたグーグーが少女から貰った指輪を質屋に持ち込みます
だけどそれは売れません
何故なら大事だからです
ですが街で野垂れ死に寸前の酒浸り(?)兄を見掛け
お金をもっても自分が怪物なのは変わらないけど
すっかりと身を持ち崩した兄ならお金さえあれば、それを元手にやり直せるかも知れない
その指輪をその兄に握らせます
人は異質を嫌います
それは何も醜いだとか能力が足りないなどの劣ったことでだけではなく、
例え優れていても美しくても
その限定された世界の中で異質と認識され疎まれたら
そういう扱いを受ける
違いとは悪でも罪でも本当はなんでもないのだけど
時に人はそういった理不尽を作り出すものなのかもしれない