印刷通販プリントアースのプリントン博士です。
ここしばらくはパソコンのソフトウエアについての説明が続きましたが、
今週は少し方向を変えて、
グラフィックデザイナーの協会についてのお話をしようと思います。
皆さんは「日本グラフィックデザイナー協会」という会を
ご存知だったでしょうか。
正式には
社団法人日本グラフィックデザイナー協会で
JAGDAという略称で呼ばれています。
JAGDAは、1978年に設立されたのですが、
その中心メンバーとなったのが故・亀倉雄策氏です。
亀倉雄策氏は東京オリンピックのポスター、
EXPO'70のポスター、フジテレビジョンの旧シンボルマーク(8マーク)、
日本電信電話(NTT)のマーク、
グッドデザイン賞のロゴマーク(Gマーク)などに携わった、
いわば戦後日本のグラフィックデザインの基礎を築いた人物で、
そうしたことから現在では約2,800人という会員を擁する
グラフィックデザイナーの全国組織となっています。
JAGDAの活動は、主には年鑑の発行になりますが、
他にも展覧会、シンポジウムの開催、デザインの教育活動、
地域振興、会員の福利厚生まで多岐にわたっています。
当然、こうした活動を通すことで
日本のグラフィックデザインの発展にも
大きく寄与しているのです。
コンピュータによるネット化社会が進む中で、
更に幅広い視野をもって、領域も国境も超えた
デザイナーの活躍が求められる時代になってきています。
つい最近まで常識だったことが通用せず、
明日の予測すら困難な時代ですが、
グラフィックデザイナーに求められる役割も変化しつつあります。
最近JAGDAでは
「ビジュアル・コミュニケーション」という言葉に注目しており、
ビジュアルという共通言語を通すことで、
日本のグラフィックデザインは
更に世界にも進出していけるという期待を寄せているのです。
グラフィックデザイナーに求められるのは時代を読む能力です。
社会のニーズを探求し、
その中から必要なものをデザインしていく力です。
この技術は印刷というメディアやそれ以外でも
幅広く社会で活躍する場が非常に多くなっており、
工業デザインや建築分野などでも、
グラフィックの感性無しには仕事ができません。
こうしてJAGDAは活発に活動しているわけですが、
まず皆さんに見ておいてもらいたいのが
「Graphic Design in Japan」です。
これは1年間の優れたグラフィックデザイン作品を集大成した年鑑で、
日本のデザインシーンの歴史を残す資料性、記録性に加えて、
会員自身がアートディレクションする視覚性にも価値があります。
収録作品のカテゴリーは時代と共に拡がりを見せており、
これがそのまま
グラフィックデザインの可能性の拡大にもつながっていると思います。
その年最も輝いたデザイナーにスポットを当てる
「亀倉雄策賞」や「JAGDA新人賞」は、
一流デザイナーへの登竜門です。
特に「亀倉雄策賞」は、いわばMVPということで、
年齢やキャリアを問わずに全ての年鑑出品者が対象となっており、
その年に最も輝いている作品とデザイナーに贈られます。
ここ数年の「Graphic Design in Japan」をじっくり見ることで、
グラフィックデザインの完成度や優秀性について、
理屈ではない「体感」として身につくものがきっとあると思います。
この年鑑が「今」を発信しているものだとすれば、
次は「未来」を発信することになりますが、
これは次回のテーマとしておきましょう。
★Facebookページもございます。
Facebookをされている人は、
「いいね!」よろしくお願いいたします。m(__)m
印刷通販のプリントアース Facebookページ
https://www.facebook.com/printearth 今日も、最後まで
印刷通販プリントアースのプリントン博士のブログを読んで頂き、
ありがとうございました。
