スクリーンメッシュの微妙な違い | たか坊のブログ

たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

日が落ちるのが早くなってきました。最近の子供たちは、6時頃になっても公園で遊んでたりしますガーン

私ん家あたりだけなのでしょうかはてなマークワンコを散歩させて行くと、暗がりから急に子供の声がしてビックリさせられますショック!



さて、これまでもこのブログに、そして先日も弊社WebサイトのQ&Aに追記したりしております、スクリーンメッシュ の違い。
材質も絹・ナイロン・テトロン(ポリエステル)・ステンレスなどなど色々ありますが、番手にも色々あります。

ここまでは結構知られているんですが、例えば同じ#120にも、またまた違うものが存在します。

それは糸の太さですねニコニコ

一般に「線径」と呼ばれますが、これが色々ありまして。
メーカーによって表記方法は微妙に違ったりしますが、細い順に

SS<S<MS<M<T<HD

などという具合。

#120というのは、1インチの幅に中に存在する糸の本数なので、同じ本数有るとすれば、SSの方がHDよりも、インクの通り道が広いという事になります。この通り道をオープニングと言います。

じゃぁ、SSの方がいいぢゃんビックリマークという事になりそうですがガーン話はそう簡単ではございません。

張ったスクリーンを、今度は横から見ると・・・・スクリーンの厚みは、線形の大凡1.4~1.7倍になります。
という事は、横から見ると、インクの通り道の高さはSSよりHDの方が厚くなります。線径が太いんですから、ねガーン


ぢゃぁ、どっちがいいのよはてなマーク

被印刷物、インク、感光乳剤などなどの兼ね合いになりますので一概には言えません。専門家にご相談下さいガーン

ちなみに時折聞くのは、

「なんか破れやすいと思ったら、#50のSSだった」とか

「なんか滲みやすいと思ったらHDだった」とか色々ガーン


たかが網、されど網、ですなニコニコ



スタンスのホームページ

ショッピング(Web-Stance)のページ