仕事なので、とりあえず毎日チェックはしています

最近は「スタンス シルク」とか「札幌 スタンス」とかいうワードで検索されるようにもなって来まして、結構ニヤニヤしています

で、それほど多くは無いんですが、結構頻繁に使われるワードに「箔 プリント」があります。
このブログでも、箔自体について 1回、箔加工のインクについて 1回、記事を書かせて頂いていますがそれっきり

なので今回は「箔やフロッキー(植毛)を加工するインク」について再度

まず「今なぜシルクスクリーンで箔なのか?」なのですが、世の中には結構綺麗な箔タイプの熱圧着シートやフロッキーシートがあります。
という事は、カッティングプロッターと熱プレス機があれば、わざわざシルクスクリーンで行う必要は無いのですが

一つに、そもそもカッティングプロッターが無い場合

手で、アートナイフや何かで一生懸命切るのか?という事になります

そしてもう一つ、カッティングプロッターはあるけれども、デザインが細かすぎて、かす取り(不要な部分のシートを取り除く)が大変すぎる場合。
簡単な例を挙げると、どこかの書道の大家が書いたような筆文字。これを箔やフロッキーで表現しなくてはいけない場合

大量に存在する「かすれ」具合を、一生懸命かす取りしなくてはいけないなんて、、、、気が遠くなります

と言う訳で、熱圧着ラバーシートが、こんなに発展してきているにも関わらず


ただ、このインクには難点がありまして

プラスチゾルインク は1Kgで販売可能ですが、と言うか、1Kg入りしか有りませんが

水性バインダー は15とか16Kg入りなんです

水性とプラスチゾルの仕上がりの違いは、要約すると「水性は柄のエッジをシャープに再現できる。プラスチゾルは版の目詰まりが少ない」という事なのですが、詳しくは過去の記事 に書いておりますので参照して下さい。
上記の量的な問題は、普段水性バインダーを使用していて、版の洗浄に溶剤は使いたくない(使えない)という事が解決できれば良いのだと思います。これについては、前回に書いている「インククリーナー 」を使用して頂ければ解決します

と、ここまで書いてきて、弊社のホームページには肝心の「箔のシート」や「フロッキーのシート」を紹介しているページが無い事に気がつきました

早急に整備します

スタンスのホームページ
ショッピング(Web-Stance)のページ