弊社は、クリーンインストールを選んだので、OSはあっという間に終わりましたが、その他の様々なソフトのインストールや設定で大わらわです

んなわけで、その合間を見てブログを書きます。
さんざんお待たせしている「理想的な紗張りの方法」ですが、弊社のHPにて徐々

何故、こんなに時間がかかっているか。その理由から書きますと、
当初は、このブログでその方法とやらを紹介しようとしておりました。
が、あまりの反響の大きさの為に、これは中途半端な紹介の仕方をしてしまうと、ひょっとして色々な所で問題が起きてしまう可能性も孕んでいると考えた訳です。
そもそも「理想的な紗張りの方法」を紹介せねばならない訳は以下の通りです。
「シルクスクリーン印刷は、版・インク・スキージなどのその他の道具など、どれ一つ欠けてもいけない印刷技法」です。
あからさまに申し上げれば、
・「プラスチゾルインク は版が詰まりません」と言いながら、ろくなテンションでスクリーンを張る事ができない業者様
・「プラスチゾルインクは硬くて思う様にインクが落とせない」という場合に「薄めましょう」とかいう業者様
などなど、多々いらっしゃいます

弊社はプラスチゾルインクも水性バインダー も販売していますので、公平な立場からお話しさせて頂くと頂くと
・まずは、きちんとしたテンションで張られた版を使うのが常道です。その上で、水性バインダーでの版詰まりの頻度が我慢ならないのならプラスチゾルインクも考えましょう。
・「プラスチゾルインクは硬くて思う様にインクが落とせない」場合は、版のテンションを検証してみて下さい。インクを薄めたりしたら、剥がれやすくなりますよ。おまけに、粘度を落とすと、今度は滲みやすくなります。
となりまして。
最近、当ブログを常時読んで頂いている方も、少しずつ多くなってきており、情報を拡散して頂く場合も多々ございます。
私も、他の業者様のホームページを参照したりするので、同様にご覧頂く業者様もいらっしゃるかもしれない。
そんな事を鑑みる時、あやふやな情報を公開する訳にはいきません。
弊社が間違った情報を公開して、それを見た方に笑われるだけならまだ良いのですが

上辺だけ真似っこをしてしまう業者様がいたとしたら、何か問題が有った時に困るのは末端のお客様です(私の見解では、そのような「真似っこ」だけをする方は、
困ってしまったお客様を最後まで真剣に面倒を見て頂けるとは思っていませんので)。
さて、そんなこんなで「理想的な紗張りの方法」にご興味のある方がいらっしゃいましたら、まずは今お使いのスクリーン の材質や、枠をご覧くださいね。
弊社がここでご紹介する「理想的な紗張りの方法」とは、「シルクスクリーン印刷の特殊な事例」を除いています。
1.理想的な紗張りには、ナイロンスクリーンは使えません
2.理想的な紗張りには、版の面積に従った剛性を考慮した枠が必要です
さて、如何でしょう?
1.一般的にシルクスクリーン印刷はまっ平らな面にしか印刷できないとされていますが、微かに凹凸がある面には、ナイロンスクリーンをテンションをあまりかけずに張った版を使う事で印刷できる場合が有ります。
裏を返すと、現在、シルクスクリーン印刷に使うスクリーンメッシュはその強度、耐久性を考えるとほとんどがポリエステルスクリーンです。
ナイロンスクリーンは伸縮性が良いので、上記のような印刷に使えるのですが、逆に言うと、粘度の高いインク使用時には版離れは極めて悪くなります。
2.剛性の足りない枠に、理想的なテンションでスクリーンメッシュを張ると、当然枠がたわんでしまいます。たわんでしまうだけなら良いのですが、あまりに剛性が無い枠の場合ネジれます。
以上の内容を良くご覧頂いたうえで、今後「I Screen Tentioner 」のページの更新をお楽しみください。
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