
やはり、最近書いた撥水系のものにプリントする件が多いのでしたが、それ以外の内容で、これまた結構多い御相談を一つ。
ありがたい事に、このブログを発見して頂いて御相談頂く方は様々な方がいらっしゃいます。
法人の方、個人事業の方、趣味でシルクスクリーンプリントされている方。
時には
「・・・・もう、まったく初心者なんですが・・・・・ちと、仕事としてやり始めてまして・・・・・」
と、とっても謙遜されながら御連絡・御相談頂く方も多いのです。
でも、シルクスクリーンプリントの発展を願ってやまない・・・・ちと大げさに言いすぎました

シルクスクリーンに関わっている方のお役にたつのがわが社のスタンスですので、規模や立場で差別はしませんので

正直言って、商売ですから


でも、100円の物を売る事がデキない奴は100万円のものは売れない。
それが私の信念ですので・・・・・
って、こんな事書くと、明日以降、札幌市内のお客様を回るとネタにされるな

まぁ、そんな訳で、どのような立場の方も同じように御相談に乗らせて頂いています。
で、もとい

「~くんを使ってるんですが、うまくいかないのはそのインクのせいでしょうか?」
という御質問を度々頂きます。
勿論インクには違いが有ります。
確かに弊社が扱っているインクとは粘度や、出来上がった時のしなやかさは違うと思います。
しかし、上手くいかない原因の多くは、インク「だけ」に有る訳じゃないのよね。
と言うか、シルクスクリーンプリントは、インクだけで刷るものではないので。
~くんの「版」は、構造上強く張る事が出来ない仕組みになっているので、時にはインクが透過しづらい事が有ります。
じゃぁ、という事でインクを緩める・・・・・
滲んじゃったりする

じゃぁ、という事で、インクは緩めずに、スキージを寝かせて刷って下さい。みたいな事を言われてやってみる。
大量に刷ると、手首が慣れない角度を維持し続けなければならんので・・・・非常に疲れる

もっと良い解決法はあるんですが、それは被印刷物の形状にもかかわるので、ここに書いたら多分150ページ位になっちゃうので辞めます

「これがプロが使うスキージです!」なんて事はあんまりありえない。
色々な被印刷物に対応する場合、プロは1種類のスキージでは済まさないのが本当のところです

「これがプロが使うインクです!」なんて事もあんまりありえない。以下同文

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