
札幌のただいまの気温30度。。。。。
札幌人のあたしには、もう耐えられない

という事で、車のエアコンに浸っていれば良いものを、事務所に戻ってきて
カキカキカキ..............................

一般の方には判別のつきづらい事かもしれませんが、ウエアーにプリントするインクには大きく分けて3種類。
水性か、油性か、プラスチゾルインクか

あたくしは職業柄、某ユニ○ロさんなんかに行くと、陳列されているプリントシャツに鼻を近づけてしまいます

ネットではどっちのインクがどうのとか、色々情報が有る訳です。
で、プリントされている方々に聞かれる事も度々なので、一度整理しようと思いました

一般的にプラスチゾルインクの事を「油性インク」と思われている方が多いので、ここで断言しておきますが

プラスチゾルインクは、油性ではありません。
細かい話を書くと、どっかの化学専門書見たくなるので辞めますが、

構造式(分子式)からして違います

ただし、昔からプラスチゾルインクを掃除するには水では不可能で溶剤では溶解できる為、耐油性版を使う事から始まったようなので、油性と思われていますが

プラスチゾルインクで大量な枚数をプリントする際には耐水性版のご使用をお勧めします。
ちなみにあたくしのお店では、プラスチゾルインクを水洗いできるようにする製品を販売しています

と、言う訳で、水性インク(水性バインダー)の長所・短所。そしてプラスチゾルインクの長所・短所をまとめようとしてカキカキしてた訳です

結論からお話しすると、インクの良しあしは、プリントする方に決めていただくしかないのです

私は、その判断のお手伝いをします。
ここで終ってしまうと面白くないので、写真の詳細を、次回以降、連載させて頂きたいと思います

スタンスのホームページ