今月の定期健診で中性脂肪が90になった制作部の井田です。
2021年12月以来のブログ更新となりました。
今回は今や身近なファイル形式となった「PDF」についてのお話です。
かつては高価なAdobe社の専用ソフトがないと作成できなかったPDFファイルも、無料ソフトの登場や低価格ソフトの発売によりPDF作成のハードルが低くなりました。
いまではパソコンを購入するとWordやExcelといったソフトからも「PDFとして保存」することで簡単にPDFが作成できてしまいます。
広く普及したPDFはさまざまな異なったパソコンやスマフォ、タブレットなどでもレイアウトが崩れることなく文書を表示することができます。(完全とはいきませんが・・・)
実際の紙に印刷したのと同じように表示することができるので、私たちレスキュープリントにもPDFからの印刷依頼がたくさんあります。
また私たちもPDFデータでの提供を日頃から推奨・お願いしています。
ただ、PDFとひとことで言ってもいろいろありまして、すべてのPDFが印刷に適しているというわけではありません。
PDF作成ソフトによっては本家本元のAdobe社のソフトとの互換性の問題からそもそも表示ができない、文字や情報が欠落してしまうといったことも起こりえます。
また、用途や目的に応じてさまざまに作成されたPDF、例えばWEBでの表示を目的として作成されたものは、閲覧性を上げるために解像度を抑えた、ファイル容量の小さなものであるため印刷には向いてないことが多々あります。
「印刷に適したPDF」はillustratorやInDesignなどの専用ソフトがあれば作成可能です。
また専用ソフトがなくてもAdobeAcrobatがあれば様々な詳細設定が可能なのでWordやExcelからも「印刷に適したPDF」に近い」ものを作成することができます。
レスキュープリントをご利用いただいている方の中には専用ソフトをお持ちでない方もたくさんいらっしゃいます。
WordやExcel、PowerPointの「PDFとして保存」で作成されたPDFでもよほど解像度の低い画像データでもない限りは問題ありません。
逆に解像度が非常に高すぎても印刷機側の出力解像度以上には再現できないことを皆さんにも知っておいていただきたいです。
PDFの作成方法とともにデータそのものの作成方法についてもご注意いただき、積極的に活用いただきたいと思います。
最後に、「印刷に適したPDF」を入稿いただくことが増えてきています。
専用ソフトをお持ちの皆様には2021年1月16日のブログhttps://ameblo.jp/print-110/entry-12650597403.html?frm=theme
でも紹介させていただいたようにトリムマーク付きのPDFでの入稿をよろしくお願いします。
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