花奈澪ちゃんの出演舞台、「デバッグログ」を観に行く、クマ。 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

Dear.みなさん・・・お昼休みですが、

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

こんにちは!グラハムです。

 

いよいよ2021年11月も終わろうという状況に

 

ようやくなって参りました。

 

そんな11月の月末になって、悲しい知らせが届く・・・。

 

このロケの直前に、黒い幕さんを赤ちゃんの頃から

 

可愛がってくれていた叔母さんが他界したという知らせ。

 

その叔母さんがくれたぬいぐるみこそ、がむばるベアーズ

 

の原点。初代というべき、クマのぬいぐるみを買い与えた

 

叔母さんなのです。

 

その叔母さんからは、クマを。

 

その叔父さんのからは、競馬をくれた一家で。

 

母方の兄妹なので、家族ぐるみで夏場は海へ山へと旅行し

 

たりと・・・。

 

その叔母さんが亡くなった・・・そんな悲しみを抱えつつ

 

も今日もまた芝居を観に、馬券も買いに・・・。

 

いつもと変わらない日常こそが弔いとばかり、旅を続けて

 

おります。

 

それではみなさんを、中野駅へご案内致しましょう。

 

(JR中央線、東京メトロ東西線、中野駅)

 

からのぉ〜・・・。

 

(更に引きまして・・・)

 

のぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:みなさん、こんにちは!

 

グラハム:お昼休みですが、いかがお過ごしですか?

 

(パンダウンしまして・・・)

 

マンセル:叔母ちゃん・・・亡くなってしまったんだね。

 

グラハム:お通夜とかお葬式とか大丈夫なの?

帰らなくていいのかい?

 

黒い幕:まあ、今の時点では亡くなったというだけなの

で。まだ何も決まってはいないようで。

しかも、ご家族もこのコロナで病院にすら行けてないらしい

ので。舞台を観るくらいならまだ大丈夫みたい・・・。

 

(でも・・・残念だね・・・)

 

グラハム:おばちゃん!ぼく達は忘れないぞ!

 

マンセル:ぼくもおばちゃんの家で過ごした時間は、

絶対に忘れないぞ!

 

がむばるベアーズ:合掌!!

 

(こっち方面なので・・・)

 

おばちゃんのいる方向へ、黙祷!

 

(さてと・・・)

 

グラハム:よし!旅を始めましょ。

 

マンセル:ここに来たという事は、あの一角ですね。

 

(しかし、なぜこっち???)

 

グラハム:いつもなら、あのレンガ坂の入り口で始めて

ますけども・・・。

 

マンセル:何で、こっちで始めたの??

 

黒い幕:向こう側で始めると、ロケ始めたら。

路線バスが駅の看板隠すところに止まるから、撮影に

邪魔だからね・・・。こっちならバスが割り込む事ない

からこっちへ変えました。

 

(横断歩道渡らないとならないね・・・)

 

グラハム:あの横断歩道で向こうへ行かないとね・・・。

 

グラハム:ワンクッション挟むようになりましたね。

 

(真面目だよね・・・)

 

グラハム:みんな、真面目だろ?ちゃんと交通ルールは

守ろうなw

 

マンセル:ここから先、要らないけども。挟んでいくぞ!

だって、その分舞台の映像なんて使えないんだから。

 

(あ!?でもいいのか!?)

 

グラハム:ここからなら、確かにバスが映り込まないよね。

 

マンセル:向こうだと確かにバスが動くまで待たされてた

もんね。

 

(そんなこんな言っていたら・・・)

 

グラハム:あ!信号変わる!!

 

マンセル:ヤベェ〜渡ろう!渡ろう!

 

(てくてく・・・てくてく・・・)

 

グラハム:点滅始まっちゃうぞ。

 

マンセル:道幅あるんだから、いそがねぇ〜と。

 

(ではでは、みんな!付いてきてね)

 

(中野の劇場街へ・・・)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

グラハム:やってきたよ!

 

マンセル:いつもの劇場だね。

 

(本日の目的地)

 

ザ・ポケット

デバッグログ

 

(これだね!)

 

マンセル:1番大きな劇場になります、ザ・ポケット

だね。

 

グラハム:4会場全部で公演が戻ってきたんだね。

コロナの一年目の時は、全滅してて。次に来た時には

ようやく2公演になってで・・・。

 

(あっちの劇場もやってるんだね)

 

グラハム:この劇場にも久しぶりに入るね。

 

マンセル:お隣もやってるのね。

 

(ここ、見える?)

 

グラハム:ここ!ここ!花奈澪ちゃんの名前!

 

マンセル:なみお隊長の主演舞台ですね。

 

(なみお隊長の舞台じゃ!)

 

グラハム:なみお隊長の舞台ですから、もう間違いは

ありませんで。

 

マンセル:小杉のラジオではなかなかもう、今年はね・・・

逢えませんでしたから。舞台で見るしかないですよ!

 

(ほな、行こうか!)

 

(あれ!?今日は怒られないね・・・)

 

グラハム:天気がいいなぁ〜・・・。

 

マンセル:今日は整理のお姉さんとかに怒られないね。

 

(ザ・ポケット)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:やっぱりね、道端でやってると怒られるの

よねぇ〜・・・。

 

グラハム:常に見張られていますからね。ギリギリ劇場の

敷地に入ってのロケ続行っすよ。

 

(ここからの撮影しかないですね)

 

グラハム:見える!?建物・・・。

 

マンセル:既に入り口では、入場列が長く続いてます。

 

(キョロキョロ・・・)

 

うまく画角が決まらずに、もがいてますw

 

(パンダウンしまして・・・)

 

グラハム:あのね、まずは入場の前に物販だね。

 

マンセル:パンフレットと、ブロマイド位は欲しいかな?

 

グラハム:それでは、みなさんとはこちらでお別れだね?

 

マンセル:いつものように、外観をご覧ください。

 

(ほな、並ぼうか?)

 

グラハム:OKでしょ!?ロケこの辺で・・・。

 

マンセル:向こうの最後尾、どこかわからんぞ・・・。

 

(クマ、メルティス・Bへ???)

 

見た目白を基調にした謎のラボのような場所。

ここは、国家指定研究施設「メルティス・B」という

研究施設だった。

 

そこでは、人間のあらゆる感情を廃して。他者の影響、

干渉を受ける事なく安全に生きている社会だった。

このメルティス・Bでは、全ての人間が自分自身の感情を

正しく安全に管理、操作する為。

様々な観点、アプローチから、感情にまつわる研究を

日々行っているという。

そういう研究ラボになっている。

 

そのラボの中で、毎朝研究者が集まって。研究の成果を

それぞれに報告しあい、全員集まってミーティングをし

てからその日の研究に入る。

それぞれの研究成果をデーターとしてお互い共有する

事で、違法な研究、危険な研究が無いのかをチェックし。

それらの研究成果は、国家機関でもある、シスタに報告

する事になっている・・・。

 

全員集まり、今日も事もなく全員の研究成果を確認し、

情報を共有したのだが・・・。

その中の研究員、黒沢肇は研究員の中では唯一既婚者

で。妻は元ここの研究員だった、黒沢伊織。

伊織は研究員を結婚と同時に辞めて、家にいる訳だが。

この研究員のメンバーは、結婚というスタイルを取る

意味は現代はないという・・・。

 

結婚する事でお互いの感情の対立を招くというのもあり、

この社会では結婚するという事に消極的な考えが支配

している中での結婚は。非常に珍しい存在だった。

 

しかし、黒沢肇は。同僚の研究員達やシスタにも報告せず

に。ある極秘裏の実験を開始しようとしていた。

 

それはメルティス・Bの黒澤博士の個人ラボの中で、5体

のアンドロイドが動き出す。

メグ・ビル・マオ・ナギ・ノアの女性2体、男性3体の

アンドロイドだった。

 

そしてこの5体のアンドロイドに黒澤は、法律で禁止されて

いる芸術「演劇」をするように。

その時々によって、様々なシチュエーションや物語、

それぞれに別の役割、配役を設定して、アンドロイド5体

達は、黒澤の家で。伊織のいる家の中で彼等は好きなよう

に楽しそうに演じていた。

 

そこにジーニアスという、役割で。日替わりゲストが登場

し、ジーニアス登場からは台本縛りのない。フリー演技に

なり。アンドロイド5体に、事前の相談も何もない。

舞台の上での即興芝居のコーナーになっていく。

 

ジーニアスから出されるお題。

職業と最初の一文字で連想する、

一言で決めるかっこいい台詞を言う。

 

5人がそれぞれ2対2対最後の1人とどちらが良かった

のか?をお客さんの拍手と反応で決まるというもので。

 

例えば、駅員の「す」

 

だとすると、駅員が言いそうなかっこいい、「す」で

始まる台詞という事。

 

ここは物語とは直接関係は無い部分でも、これらの遣り

取りがアンドロイドや黒澤夫婦には楽しい出来事。思い出

として記録されてゆく・・・。

 

すると、5体のアンドロイド達は。ずっと黒澤の家で

過ごしている内に。伊織の身の回りの生活をサポート

しつつも、屋外。外の世界へ興味を持ち始め。

アンドロイド同士での恋愛感情も芽生え、外の世界へ

2人で出られないものか?と考え始める。 

だがそれは、黒澤肇の違法な研究が露見する事の他に

無かった。

すると、同じ研究ラボで研究している仲間の1人が、

黒澤の研究データーを自分のタブレットでデーターを

読み取り。違法な研究をしている事実が露見し、しかも

そのアンドロイドが表へ出るという事も見つかり。

アンドロイドの暴走をキャッチするのだった。

 

5体のアンドロイドはどうにかして、外の世界へ出ようと

ラボを混乱させて。それに乗じて、研究員達を他のアンド

ロイド達が食い止める間に脱出させようと試みるも。

1人また1人と機能を停止させられてしまう。

研究所の研究者達は、かつてアンドロイドが暴走したのを

思い出し。過去の苦い経験から、アンドロイド達の記憶に

関する部分を完全に消去したという・・・。

今回もそれに習って、捕獲されたアンドロイド達は。

機能停止させられた後、記憶に関してはリセット。完全に

消去される事になった・・・。

 

この時初めてアンドロイド達は、アンドロイドとしての

存在は消される訳では無いものの。今日までの仲間達と

過ごしてきた日々や時間、思い出、好きという気持ちも

何もかもが消去される事を聞かされ。

彼等は生きながらにして、記憶が殺される事を拒んだ。

 

アンドロイドに生命の倫理観を問う事態になったのだが、

やはり違法な研究故に。彼等アンドロイド達は捕獲され、

機能を停止させられるのだが・・・。

そこに現れたのは、黒澤伊織だった。

アンドロイド達の記憶を消す事に反対する肇にそっと

近づき。彼の首筋に手を添え、肇の機能を停止するの

だった。

黒澤肇も、実はアンドロイドだったのだ。

 

黒澤肇のアンドロイドを作って研究を続けていたのは、

伊織の方だった。

彼女も元はここのメルティス・Bでアンドロイドの実験

をしていたのだが。

その時に起きた、前回のアンドロイドの暴走事件で。

黒澤肇は死んでいた・・・。死んだ彼を取り戻す為に

伊織は、肇のアンドロイドを作り復活させ。

更にアンドロイドを研究する事で、より完璧なアンドロ

イドの肇を完成させる為に。伊織が仕掛けた実験の一旦

だったのだ・・・。

 

(集合写真:なみおさんのTwitterより参照)

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舞台を観ていて、前半部分で。アンドロイドは普通の

人間と同じ感情を持ち、どこにでもいる身近な存在と

して。即興コーナーや他で、散々擦り込んだ事で。

 

当たり前に生きている存在というものにさせた上で。

 

でもやっぱり人工的に作られたものだという現実との

解離がある事で。彼等の存在や出来事、思い出や感情

を揺さぶる為に。記憶、記録を消す。

という事になった瞬間に、命としての存在を改めて思い

出させるという展開・・・。

 

これはもう、我々が10月に話したトーキングライブの

時の話と全く一緒で。

 

マンセル、グラハムくんとこの5体のアンドロイドとは

全く一緒の存在で。

命があるのか?無いのか?生きているのか?生きていない

のか?を決めるのは、何も医学的に心臓が動いているという

だけではなく。

人それぞれの記憶の中、自分の記憶の中、経験の中にこそ

生きているという。存在証明、記憶として記録としての

存在を断定している訳だと。

 

言葉というもので、自分という人間の輪郭を縁取り。

記憶というもので、自分と他人の存在を分けて認識して

生きているんだという確証を得ているという話を。

まさにトーキングライブで話したテーマの一つでした

ので。この舞台でも全く同じ事が語られた訳ですから。

 

やっぱり我々の取り上げたテーマや、生きているとは?

死んでいるとは?という答えに近づけたのではないかな?

と、自分で自分のテーマに確証を持てた作品になりました。

 

そして、今日この日に亡くなった叔母ちゃんは、間違い

なく我々の中で息づいているんだと・・・。

しっかりと記憶に焼き付けて、この先も生きるんだという

事に決意を持てた。そんな作品になりました。

 

 

モデル:花奈澪さん

ブログ:MIO HANANA OFFICIAL BLOG

http://ameblo.jp/hananamio/ 

Twitter:https://twitter.com/Namio_dao 

Instagram:

https://www.instagram.com/namio_dao/?hl=ja

 

(ご本人のTwitterより参照)

 

これはまた、後日の話になるのですが。花奈澪として

舞台に立つという事と。

本名込みで自分という存在、単体として、自分自身として

の花奈澪という存在。

それらは確かに同一人物で、脳は同じ同一線上にあると

いうのに。フリーで喋るイベントの時にも、自分という

人間の事になると。なかなか喋れなくなるという・・・。

ある種の役としての役割があるとやりやすいという話も

あったのですが。

舞台の上では、花奈澪としての傀儡であっても良いので

しょう。しかし一生命体としての花奈澪として考えたなら

ば、自分ってどうなんだろうか?っていう感覚は。

間違いなく女優業としての本文としては100点満点

な解答なのでしょう。

しかし、本人の脳内や。我々や他の皆さんの記憶や思い出、

脳の中での処理としてみたら。

どうしたって、同一線上で繋がっているから。

ここから先は個人で、ここから先は舞台女優で・・・。

という事で分けて考えていないから。

どうしたって、同じ一つの時間軸の中で。どんな役に没入

していたにせよ、それも含めて1人の女性、花奈澪なんだ

という事で理解している訳ですから。

それがまた、多くのファンや舞台関係、会社関係の人達

にしても共通認識、共通了解域として事実そこにいる訳で

すから。

何もないという個人の感情は、間違いなく外の世界から

埋め尽くされているはずです。

自分という存在を知る為には、数多くの他人を知る事

だと思うので・・・。

 

(なみおさんのTwitterより参照)

 

夫婦の写真、これは舞台上のセットで。ちゃんとこのままに

なっております。

 

 

以上、花奈澪ちゃんの出演舞台、

「デバッグログ」を観に行く、クマ。

でした。