Dear.みなさん・・・お昼休みですが、
いかがお過ごしでしょうか?
こんにちわっす!もしゅもしゅです。
2021年で大体のブログの更新や、ネット配信を終了
すると決めておりますが。
その年にという訳でもないのですが、黒い幕さんの中での
思い出の車両が。いよいよ入れ替えで引退・・・という
事らしくて。カウントダウンが始まったという。
よく交通系YouTuberさんがやっているように、動画で
紹介できるのが1番なのですがね。
如何せん、動画を作らない男なんですよねぇ〜・・・。
困ったもんですが・・・。
でもでも、写真は写真の良さがあるという訳で。
みなさんを、マンセルおとーしゃんの出身地。
二子玉川駅へご案内致しましょう。
(ある日の二子玉川駅のホーム)
今日はですね、ベアーズは出ません。黒い幕のみです。
しかもナレーションです。
(走り出す東急8500系)
黒い幕:みなさん、こんにちは!
お昼休みですが、いかがお過ごしですか?
今日はですね、ある日の事ですが。珍しく田園都市線に
乗る事があったのですが・・・。
どんどん田園都市線に新型車両が導入されると、最古参
の車両東急8500系の車両が引退に追い込まれてきて
おりまして・・・。
(参考映像)
東急8500系
(この車両は・・・)
まだまだ自分も子供だった頃、かあちゃんに連れられては
渋谷とかに買い物に行く時もこの列車に乗って行った。
YouTuberには、爆音列車で車内では会話も聞こえない!
なんていう辛辣な意見もありますけれども、私にとっては
この列車こそが。
THE列車 IS 列車
な訳で。この列車のモーター音で育ち、このモーター音が
子守唄代わりに寝られる訳ですよ。
普段から乗りもしない奴に8500系の文句を言うんじゃ
ない!ってのはありましたが。
この車両を長津田とか、地下に入った時の渋谷とか。
地元を通る列車が、ここで見られるのか!って言うね。
同郷の仲間が遠方まで走ってきている、と言う感覚がね。
家族感があって好きなんですが、やっぱりこの車両が私の
ゆりかごなんですよね・・・。
渋谷へ向けて加速していく、8500系この独特のモーター
の音が自分のソウルサウンドなのです。
更に加速していく列車・・・。
実はちょっとした用事で乗る事になって、短い区間だけ
わざと乗車。もしかしたら、この列車とはもうこれでお別れ
になるかもしれないと思ったら。
自然と乗り込んでいた・・・。
終点が、つきみ野から中央林間へ伸びた。
というだけで、かあちゃんと友達の山本くんと一緒に
中央林間まで行って。ただ行ったというだけで、駅の外
に出たら何もなくてそのまま帰ってきたり・・・。
逆に半蔵門線が1駅、2駅と延びる度に終点を見に乗り
込み。青山一丁目の時からその終点を行くという感じだった。
青山一丁目なんて降りたところでオフィス街、何しに降りる
のかわからず。そのまま乗ってきた列車でUターンしたの
もかあちゃんと一緒だった。
そこから更に、永田町、半蔵門、水天宮前と延伸されて
行った・・・。
でもうもうその頃は、かあちゃんとは一緒ではなかった。
自分だけで行けるような年齢になっていたからね。
独特のモーター音もこの速度の時にはもう、心地良いサウ
ンドを駅構内に響かせている。
そしてこの8500系は、水天宮前から更に先。押上まで
伸びて。遂にスカイツリーの真下まで・・・。
そこから東武伊勢崎線(現在のスカイツリーライン)に
乗り入れ。
私は8500系の列車に乗ったまま、埼玉県。
東武動物公園駅まで行っては、乗馬の為に2時間。
更にその先を見ようと。久喜、南栗橋にも向かい。
中央林間〜南栗橋、久喜。という、長年のこの列車の旅の
端と端を見る事になった訳です・・・。
久喜駅前で実は仕事があった時、上を新幹線が。下を
JRの在来線が。その向こうに東武線の駅があって、そこに
停まっている8500系列車を見ながら仕事をしていても。
そこが埼玉県だというのを忘れてしまうような感じで。
一緒に仕事していた職人さんも、実は二子玉川に在住なの
で。あそこに停まっている列車に乗ったら、1本で二子玉
川に帰れるよ!って教えたら。
嘘だろう〜!?って言うので、駅の列車を見たら。
本当だ!って驚く有様でw。
ここまで来ているんだね!って・・・。
いよいよ最後尾の車両が通過・・・。
車掌さんも顔を出して安全確認中。
この先、かつては新玉川線と呼ばれていた地下区間への
乗り入れに造られたこの8500系車両もカウントダウン
のようです。
一部の列車は、装いを変えて。タイへ渡り、現地でもあの
モーター音を轟かせているようですし。
(海を渡った8500系)
また一部の列車は、地方のローカル鉄道として。短い編成
になって装いも変えて現役で走っていたり。
(地方へ行っても走る。元8500系)
元々の田園都市線から姿を消してしまったとしても、この
車両の丈夫さを考えたら。即日スクラップになるような?
そんなヤワな乗り物じゃないというのは、お分かりいただ
ける筈であり。何も古い古いというばかりではなく。
新しい機構を、時代と共に身につけているのも確かなのです。
あっという間に過ぎ去ってゆく、8500系。
かあちゃんとの思い出も乗っけて、万感の思いがこみ上げて
来て。しばらくはここから動けなかった・・・。
どんどん小さくなる8500系。
もうこの光景は見られないかもしれない・・・。
そんな覚悟をきちんと今、持った心境です。
またどこかで出逢える日が来ることを願いつつ・・・も。
この場所でここから乗って世界が広いと教えてくれた
8500系の列車の思い出を残しておきます。
以上、さらば想い出の列車・・・。
でした。