毎度お馴染みのこの景色、このアングル。
本日もやってきました、馬喰横山駅へ。
今日はいつもと違って、ちょっとドキドキな感じ
なんですよ・・・。
(入口からのぉ~)
どーもー!みなさん・・・。
(寄りで)
見えてますか?ういういw
と言う訳で本日の舞台はこちら・・・。
マンセル:これはまた・・・シリアスな感じのするポスターよね。
グラハム:森田このみちゃんは、わかるけども・・・。
おとーしゃん!こ、これ・・・溝端淳平さんだってよ!
マンセル:おぉ~っ!溝端くんかい!って、全然面識ないけどもw
TVのドラマとか日曜のお昼とか出ているよね。
グラハム:しかも、つかこうへいさんの脚本ですってよ!
マンセル:いよいよここも、本気出してきたなぁ~w
グラハム;いつだって本気だとは思いますが・・・。
マンセル:森田このみちゃんが女優一人で、どんな芝居に
なるのかなぁ?
グラハム:しかも舞台では巨匠だよねぇ、つかこうへいさんの
脚本作品だよ!凄いねぇ~このみちゃん。
田舎町からやってきた1人の刑事が警視庁へ出向になりやってくる
ところから始まり。その刑事が配置された部署、そこが溝端くんとその
部下のこのみちゃんがいる小さな刑事課だったのだが。
既に逮捕されている容疑者は、熱海で殺人を犯したらしく所轄から
身柄を受けて。殺人事件の供述調書を作るはずなのだが・・・。
どうもこの溝端くんの警部は、この事件をもう少しドラマチックなものに
仕立てたいらしく。
この容疑者がなぜ女性を殺害したのか?その動機や、殺害方法や、
その日の行動や、凶器や、別の日デートで待ち合わせた場所や
その時注文したメニューに至るまで。
あろう事か確固たる証拠だった、容疑者の指紋や遺留品まで消し
去ったり処分したりとwはちゃめちゃな事もしだす有様で。
ありとあらゆる事件の根本をぶっ壊して、自分なりの殺人事件ドラマを
仕立てようと?容疑者へ対して。2対1でまくし立てるように容疑者の
供述を捻じ曲げてやろうと・・・。
殆ど容疑者の供述を聞いてないというか、全く信用していない。
そこへ出向してきた刑事とその2人とで軋轢が生まれる。
軋轢というよりも、その刑事が言う事が一番正しい訳で、何も的外れで
はないはずなのだが・・・。
で、セットを転回し。熱海の海辺に移る。その容疑者と被害者女性との
やりとりが回想されはじめる・・・。(このみちゃんが彼女役を演じる)
事件は実に簡単で・・・。新潟だったかな?同じ町で幼馴染の女の子が
まさか自分が遊びにきていた熱海で風俗嬢になっていて。
まだまだうだつが上がらない世話係なうえに、地元のヤクザ者からは
からかわれて酷い目に合っていると知り。容疑者はそんな不憫な
彼女を何度かデートに誘い、熱海の海辺で結婚を申し込むも。
彼女は結婚するにも、相手の容疑者宅の大家族ビンボー生活の上に
苦しい環境のに自分が入る事への戸惑いや。
自分が今勤めている風俗店で、もっと自分が大きくなって指名待ちで
半年先まで取れないくらい。容疑者がナンボ積んでも逢えない位ビック
になってやる!と・・・しかし。
彼女の本心はそうではなく、元風俗嬢という事だけで田舎へ帰ればここ
以上の屈辱を受けるかもしれない・・・それによって容疑者や家族へも
偏見の目が村中から向けられる事へ戸惑いがあり。私とは結婚は
できないと・・・。
逆上した容疑者が、近くに誰かが酔って落としていった浴衣の腰紐
を見つけそれを彼女の首にかけ、絞殺してしまった・・・。
容疑者もこれ以上、彼女を風俗嬢にしたままにしておきたくない・・・
そんな気持ちもどこかにあっての事だったのだろう。
”一緒に田舎へ帰ろう・・・でも、私は帰れない・・・”その気持ちの行き
違い・・・それが事件の真実だった・・・。
再現から現実に目覚めると、警部が泣きながら”いい話じゃねぇ~か!”
と、容疑者へバラの花束をバンバン叩きつけ。事件の真相が白日の
下に判明する事となった・・・。
(観劇終了、うるうる・・・)
マンセル:えぇ~はなしやったなぁ~・・・。
グラハム:このみちゃん連れて、何としてでも、
帰りたかったよねぇ~・・・。
まあ、舞台の前半にある。
刑事のまくし立てるシーンなんかは、まあね。
刑事事件とか、交通事故とかの経験のある人なら分かる人もいる
かもしれませんが。
供述調書を書くのを簡略化したくて、事件の真実真相如何に問わず
刑事が思い描いたテンプレートに当てはめたがる刑事もいたりで。
あんまり他人の話、被害者の話聞いてくれないのよね?ってありま
せんか?
黒い幕さん・・・案外色んな経験しているから、ちょっと昔のことを
思い出しちゃったね。
それをこのみちゃんにも話したら。
森田このみ:ホントにそーなんですか?
くまろく←:色々あってw調書書いてもらう事あったんだけどもね、
ホントに溝端くんのまんまな刑事とかいたのよw!
ってね。
モデル:森田このみちゃん
ブログ:このみのシンプルライフ
http://ameblo.jp/http-ameblo-jp-konomi/
Twitter:https://twitter.com/konomi416
作品に感動しちゃって、すっかりこのみちゃんといつも撮影させて
もらっていたんだけどもね・・・。
撮り損ねちゃったもんだから、頂いた予約特典の写真とベアーズで
おさまってみました。
あろう事か?ツイッターかな?この写真UPしたら、グーグルでも引っ
掛かるというwおよよ・・・。
警察官っていう役もいいよね!ピシッとしたイメージがかみ合っちゃう
訳ですが。
殺害される彼女の役の二役もなかなかでね。
コレを観たならば、そんな苦境ならば連れて帰るさ!っていうオトコが
いなかったら、ホントにそれはウソだよね!ってなる。
何の心配もいらないから飛び込んでおいでよ!と、言えるところまで
話を持っていければ・・・殺人事件にはならなかったのかもねぇ。
実家に帰るとか言う前に、二人だけの生活ならば・・・。それこそ
六畳一間で愛してる、という作品のような感じであれば。
添い遂げられたのかもしれませんな・・・。