2011年3月11日午後・・・。
東日本はかつてないほどの大地震に見舞われました。
未だに約260000人近い人達が、かつての生活には戻れない
苦しい状況が続いております。
原発の問題や、復興事業の遅れ。
あるいは許されざる事に、悪徳なNPOによる復興費用の不正
使用等。一部の心無い人間の問題はさておいたにしても、
まだまだ元の姿、原状回復には程遠い現実を見ると。
ぼく等も何もできない事に、心苦しい心境ではあります。
同年4月9、10日。ぼく等は福島に入りました。
新幹線も、在来線も、飛行機も、高速道路以外の交通手段が
寸断された中福島へ入り。家屋診断を行い、数々の涙を目に
して帰ってきました・・・。
むしろ逆に励まされるくらいでした・・・。
本当に人間はどんな逆境にも強いんだなと・・・、教えてもらい
ました。
苦しい日々が続きます。
まだ見つからない家族を探している家族もいます。
どーぞ、どーか、今ある福島、宮城、岩手のみなさんに少しでも
癒されるひと時や。その笑顔が続きますよう・・・心から願い
続けております。
そして、亡くなられた魂全てに哀悼の意を捧げます。
避難生活をして未来が見えなくなっていた、男子フィギュアスケート
金メダリスト羽生結弦くんに教えてもらえたように。
どんなことがあっても、諦めてはならないという事。
どんなに涙に暮れる日々であっても、上を向いて前へ進まないと
ならないという事。
女子フィギュアスケート浅田真央ちゃんが教えてくれた、取り返しの
つかない事態にあっても。それをどう克服するべきか?
男子スキージャンプ葛西紀明選手が教えてくれた、諦めないで競技を
続けることで。いつ日にか自分の出番がやってくるという事。
自分の番が来た時に、後に続く後輩を引張り上げる強さを掴む事の
大事さ・・・。
今回のソチ冬季オリンピックは、メダルの色や数ではなく。
そこまでに至る選手ひとりひとりの”人生とは何か”を教えてくれた
とっても記憶に残るオリンピックになりました。
震災の犠牲になったみなさまにも、是非とも届けたいこの歌と
このオリンピックの映像を・・・。
いきものがかりで、風が吹いている。ソチVerです。
(※一部の携帯電話からはご覧になれません。
スマホも電池を相当量使ってしまう事でしょう。
パケット定額コースをお勧めします。
あるいは、ご自宅のPC等からしっとりご覧ください)