水曜スペシャルんw!最終回 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

我々探検隊は暗闇に、怪しく 白く佇む。


謎の植物を発見した!


グラハム副隊長が確認を急ぐ・・・。

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(どぉ~なんでしょ?)


グラハム:たんぽぽの綿毛の様な感じですねぇ~。


こう綿毛が閉じているような感じですねぇ。


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(じぃ~~~~っ)


マンセル:この根元には種が付いてましゅねぇ・・・。


グラハム:ほんとだ!綿毛の繊維も独特の格好をしている。


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(注意深く観察を続ける、探検隊)


グラハム:隊長!これは間違いないでしゅよ!


ケセランパサランの種ですね!


マンセル:という事は・・・。


これがケセランパサランの原木だね!


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(遂に!我々のカメラは、ケセランパサランの原木を発見した!)


ナレーション:遂に!2011年の殆どを使って、


遂にケセランパサランの原木を発見する事に


成功した!




これが!ケセランパサランの正体だ!




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(むむむむっ・・・)


マンセル:あの冠毛の感じは間違いなくケセランパサランだね。


夜はまあるくないんだねぇ・・・。


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(最後に一言・・・)


マンセル:長い月日が掛かりましたが、遂にケセランパサランの原木を


見つける事ができたどぉ~!


グラハム:これは凄い!大発見でし!


幸せいっぱい獲り放題じゃないですかw!?


獲り過ぎてもいけませんけどね。こんだけあるとは!



ナレーション:しかし、我々はここで一つ約束をしなければないらない。


それは、日本史の太古より伝承されてきた言い伝えを、


今度は我々が伝承しなければならないと・・・!


ケセランパサランがもたらす伝説を・・・。受け継いで語り続ける事で、


ケセランパサランが、永遠に人々に幸せをもたらす。


伝説の使者であり続ける為には・・・。



我々探検隊も、今日まさに。


この長き伝説を受け継ぐべく、歴史の潮流に合流する事となった!


そして、これを最初から最後まで読んで頂いた、そこのあなたも・・・。


太古のロマンと共に、語り継いでいって欲しいと。


願うばかりである!



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(これが、昼間のケセランパサランの種子)


ナレーション:その後探検隊は、ケセランパサランを継続的に


観察を続けた・・・。


夜のケセランパサランは、冠毛をすぼめ睡眠をとるかのように


小さくなっていたが。


陽が昇り、風が吹き始めた日中。


ケセランパサランは、両手いっぱいにその羽を広げ。


僅かな風を捕らえようと・・・。


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(紫色の花も咲き、陽が昇ると徐々に冠毛開き始める)


ナレーション:一つでも多くの子孫を残そうと、その羽をいっぱいに


広げ始めていた。


わん公国に墜落していたケセランパサランは、泥を被り汚れてしまった


ものの。汚れが落ちれば元に戻った事から。


ケセランパサランの冠毛は形状を記憶する力を持ち合わせている事も


経過観察より分かった。



更には、飛び散って。種子を落とした後のケセランパサランは、


冠毛がどんなに千切れて小さくなってしまっても。


その飛行能力は、元の大きさの時と変わらず。


むしろ小さくなる事で、移動速度も上がっている事もわかった。


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(今まさに飛び立とうとする、ケセランパサラン)


そして、今まさに。


幸せの使者が、新たな幸せを届ける為に飛び立とうとしていた・・・。


古くは古事記より記録のある、伝説の幸せの使者は・・・。


大都会の片隅で、ささやかに、人知れず静かに、


そして、


力強く根を張り。



伝説を大事に受け継ぐ者の為に、


幸せを運び続けてくれる事だろう・・・。




水曜スペシャルんw!

マンセル探検隊シリーズ最終回でした。


今年1年間、応援とご覧頂きまして

ありがとうございました。



ケセランパサランの謎を解いた我々探検隊は、またいつの日か


皆さんの元へ帰って来たいと思います。


新しい謎が生まれる事とは、我々も、皆さんも、


”今を生きている!”という、ささやかな証。


我々はまた、その証を探しを求めて。


再び探求の旅に出たいと思っております!



From

マンセル探検隊


隊長マンセル

副隊長グラハム

隊員一同

くまろく←エグゼクティブプロデューサー