私の前職の直属の上司であり、退職後の私の車の事を担当して下さっていた方。
本当にお世話になっていました。
ただ、そうそう買い替えを私もしなかったのでいつも苦笑いしながら車検で取りに来てもらっていました。
話し方が穏やか、優しい、でもユーモアがある。
特筆すべきはとにかく字が綺麗!!笑
そんな方を差し置いて私は他で車を購入するということ。
私がずっと悩ましく思っていた車の買い替えを躊躇していたのはこの方の存在でした。
でも…まぁ…私の仲良しおじちゃんも最近この方から改めて買ったしね。
まぁ…悩んではいましたが大きな買い物。自分の好きな車があるなんて思いもしなかったので…
ただ、本当はお会いして直接お話をしたかったのですがなかなか行くタイミングもなくて今朝LINEしました。
事情を説明し、ごめんなさーーーいと謝って。
でもせめて任意保険はそのままにするので車の登録出来たら車両入替お願いしますねーって。
「もしかして新車?」とか驚かれながらも「保険だけでも十分ありがたいよ」と。
まさか私自身、こうして数十年来のお付き合いのある方へこのような連絡をするようなことになるなんて思いもしませんでした。
ちょっと心の中がモヤッとしなくはないです。
でも「ちゃんと連絡できた!」という安堵感が大きいです。
そのままスズキの先輩へ連絡して「お待たせしてすみません。やっと気持ちも色も決めました!お話を詰めさせてください」とお願いしました。
今回珍しく誰かの意見や後押しなどが欲しかったり、人からの見え方を考えたり、同調して欲しかったりしていました。
だからこそ決めきれないことがありました。
(そもそも買う買わないでこんなに悩むなんて)
でもふと今朝になって「誰かの意見を聞いてもそれは結局私の気持ちじゃない。ちゃんと自分で考えて自分で答えを出そう。おうちの時みたいに。それなら後悔しない」と、本来の私を取り戻すことが出来ました。
まわりの人は私じゃないから。
今の車は母もお金を出してくれて一緒に試乗した車。
納車の日のドライブを一緒にして海沿いを走りイタリアンのお店のテラスでパスタを食べた思い出。
沢山のかけがえのない思い出があります。
新しい車に母との新たな思い出は作れないけれども。
母を想う気持ちは変わらないから。
色々思うこともありますが前進出来る事の嬉しさ。
自分で判断していくことの大切さ。
これで良かったのだと思うためには自分がちゃんと自分を持つこと。
週末か、週明けてから手続きに行こうと思います。