大工さんに褒められる家と家具。 | まるどら日記

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日々の想いを綴ります

母の小さいお仏壇を置く棚が欲しくて探していたのですがなかなか良いものがなくて、、
悩んだ結果通販で購入。
しかし来たものは私の手にはおえない程、組み立てが必要なもので。

しばらく放置していたのですがなんとか年内にと思い知り合い大工さん(懐かしのお猿の大工さん笑)に連絡してお願いしました。

何度かおうちは見てもらっていたのですが、実際暮らし始めてからははじめてかな?

入るなり「シューズクロークいいね」と。
「入り口かわいいでしょ」と本来は私はアーチ型推しだったくせに自分のお手柄のようにおうち型のシューズクロークの入口を自慢します。

「おっ!床、無垢じゃん。自分で選んだの?」と。
私は一番最初に工務店さんに「床は無垢がいいですか?」と聞かれ「いいなーとは思いますが予算オーバーならこだわらないです」なんて軽く言っていました。
結果床暖のこともあるので無垢と何やらを重ねた(←全然覚えてない笑)ものにしていただきました。

「いいのを入れてもらったね」と。

「キャットウォーク使ってる?」と聞かれ使ってると話すと「いい具合に作ってあるね」と。

テレビボードもデザインを褒められました。

準防火地域の我が家、建築上色々な制約もあるのですがだからこそ窓ガラスとか建具とか分厚くしっかりとしたものを選んで頂いている。
それに関しても「重かっただろうねー」なんて私が改めて知る事をサラッと話してくれていました。

知り合い大工さん絡みでやったらここまで上質なおうちになっていなかったのではないかと思います。

工務店さんも建築士さんも基本「じゃあ床材はこの中から選んでください」みたいなスタンスでした。「外壁はこの中のどれか」「ライトはこんな感じで、、」
最後の方は私は建築士さんを「2択の平林」とお呼びしていましたが、「郵便受けどちらのデザインがいいですかー?」「表札どちらがいいですかー?」って。「タイルはー?」
その2択のチョイスがそもそも洗練されていました。

私には選択肢が限られていた方がありがたかったのですが、あとから「もっといいのがあったんじゃん」と思うことは結果何もなくて、良いものを私の予算内におさめて頂きました。

多分、、あまり利益を出されないのだと思います(笑)

知り合い大工さんも「わがまま言ったんでしょ」とか言うけども、私的なわがままは玄関タイルのピエドゥラちゃんを使いたいとお願いしたくらいで、あ、トイレの紙巻き器事件もありましたが、私はそもそも工務店さんに対して値引き交渉すらしていません。←みんなにバカと言われます(笑)

でも最初に工務店の奥さま、建築士さんと3人で話した居心地の良さですでに心は掴まれていましたし、あの日設計図を見せて頂き私の理想が全てつまり、そして諦めていたものまで図面にありました。
これは高くなる!そう思ったけれども結果予算内におさまったお見積もりを見て「安くして」なんて頭をよぎりもしませんでした。

そんな何もわからない私から利益を出すのは簡単だったはずなのに誰一人手を抜かず、真摯に私と猫たちに向き合い、プロとしてのプライドを捨てず、なんとか予算内にと奔走して下さいました。

今回知り合い大工さんに見てもらった事で改めてそう思えて嬉しくなりました。
雨音にもあまり気づかず車通りもありますがあまり気になりません。

暮らしやすいこの家。
造作家具も洗練された素敵な空間に昨日組み立ててもらった通販で購入した家具。




建築士さんが見たら「好きそうですね」と言われると思いますが、、、



ピップエレキバン(わかりますか?笑)みたいなネジを隠すシール、、、ガーン
もう一気にテンションが下がりました。
やはり最初から造作でお願いすればよかったです(笑)

これが見慣れるか、、
見慣れず残念ポイントに君臨するようであれば高くついても造作のデザインお願いしようと思います。


猫3にゃんは床暖でトロけて、、



2にゃんはキャットウォークで寝て、1にゃんは寝室で静かに寝て、、
私は大好きな丸いテーブルでのんびり。

なかなかまとまりはありませんが、なんだかいいお休み2日目の夜です。