兵庫県立芸術文化センター“尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団「未完の交響曲(シンフォニー)」”に来ています。
席は前から15列目のステージ下手寄りで見やすい席でした。
長くて難しいイメージがあり避けていたブルックナー。
生誕200年の今年はその「食わず嫌い」克服に挑んでみます。
プログラムは、シューベルトの7番「未完成」とブルックナーの9番。
シューベルト「未完成」は2楽章まで書き上げたところで放置されたとか、2楽章で完結しているとか、諸説あるそうです。
ブルックナーの9番は病状の悪化により4楽章の途中で作曲が止ったそうで、3楽章までが演奏されました。
演奏はMo尾高忠明&大フィル。
Mo朝比奈隆(創立名誉指揮者)以来、ブルックナーは大フィルの代名詞になっているそうです。
前半はシューベルトの7番。
安定の演奏という感じでした。
後半はブルックナーの9番。
オケの編成が増強され三管編成にHrが8本。内4本は3楽章で見たことがない楽器へ持ち替え…帰宅してから調べてみると「ワグナーチューバ」という楽器でした。
音の波に翻弄され、とにかく苦しいという感じでした。曲調もあると思いますがブルックナー克服の道のりはまだ長いかも…疲れました(汗)
2楽章はカッコよかったかな。
カーテンコールでは本公演を以って卒業されるCb奏者へ花束が贈呈されました。
隣の人の呼吸をするたびに聞こえてくる大きな鼻息(たまにイビキ)が気になって特にプログラム前半は集中できなったのが残念でした。
こればかりは仕方がないですが…。
尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
「未完の交響曲(シンフォニー)」
プログラム
シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調「未完成」D759
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調〈コールス校訂版〉
演奏
指揮:尾高忠明(音楽監督)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
(コンサートマスター:崔文洙)
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