シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!Ⅱ

シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!Ⅱ

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冬ハ雪

BIGFISHの公演バッグ
可愛いですよね
通常公演も1300円でいいから
黒一色じゃなくして欲しいな…

でも、特別公演のバッグって
ショルダーが多い気がする
使わない事ないけど、
これはサブバッグとして持ちたいので
ショルダーじゃないのがいいんだよね
(なので、色は気に入らないけど
通常公演の公演バッグはやたら使い勝手がいい)

なので、改造しました❤️

持ち手は短くしたかったのでカット
カットするついでに…



片方開けて、
抜き差し出来るようにしました。
…何を?
…リ、リストバンド…とか…カナ…

生地は硬めですが 
私は職業用ミシンを使っているので
まぁ、ガツガツ縫えるパワーはあります。 
母上、器用に育ててくださいまして
ありがとうございます❤️
この勢いで

コレね😍

バッグも、フォトデコも
水仙の数はもう少し増やそうかなと思っておりますおねがい
人魚ちゃんとか付けようかな

それではごきげんよう


ネタバレ… ちょとあるかも?

まぁ、そもそも海外ミュージカルですし

結末知ってる方も多いよね

水辺から離れられない星組さん😂

まるでお伽噺のように自らの人生を語り、周囲を魅了するエドワード・ブルーム。未来を見通す魔女や、共に旅に出た巨人の話、サーカスでの最愛の妻サンドラとの出会い等、彼の奇想天外な話は幼い息子ウィルを虜にしていた。しかし、大人になるにつれ全ては作り話に過ぎないと考えるようになったウィルから、エドワードは距離を置かれるようになってしまう。ある時、病に倒れた彼の元へ久々にウィルが帰ってくる。父の人生が本当はどういうものだったのかを知りたいと考えたウィルがその足跡を辿り始めると、次第にエドワードの真実の姿が明らかになっていき…。


公式のあらすじパクってきた


この舞台は

観客とエドワードが

現実お話の中の世界の間を

行ったり来たりする。

だけど、どんな人にとっても唯一絶対の現実がある。

それは、誰もがいつかは死んじゃうってこと。

人間の致死率は100%なんて言った友人が居たけど

その通り、全員が漏れなく

産まれた時から死に向かっている。

死を間近に控えたエドワード

その前提があってのほら話なので

ほら話でありながら、現実から離れられない

少年エドワードが、魔女に貰ったプレゼントは

恋の予想でも、人生の成功予想でもなく

「どんな死に方をするか?」という未来予想

つまり、ほら話の中に入り込む現実ともとれるのかな。


この「死」をどれだけ近くに感じるかによって

多分、感想は大きく違うのだと思う

近しい人の死を思うなら

それまでの、彼、彼女の人生が

彩り鮮やかであっただろうか?

例え、虚飾に満ちていようとも

楽しくあってくれたならばいい

辛い現事の中にだけ生きる人生よりも

楽しい虚構で笑顔になれていたのならそれでいい

私はそう思う。

そしてもし、私が大切な人を残して逝く時には

辛かった事なんて1つも見せたくない

あの人は、明るく楽しく生きていったね

あの世でも、きっと楽しんでるよ

そう思ってもらいたい。


実際には、そんなわけないんだけど。

辛い現実のない人生なんてない。

だけど、その辛い「現実」を包み隠す

幸せな「虚構」を、

その人が持ち得たならば、その方がいい。


そう考える人には…

ズドンと来る内容なんですよ😭

美しい人魚が舞い、

頼もしいカールがひたすらでっかくて

エイモス団長がコミカルであればある程に

現実のエドワードは

死に向かっているという事実

その事実と虚構の乖離の切なさにね

ほらもう、ハンカチ1枚でしょ?😭


結局、エドワードのほら話の真ん中には

ぽっちりずつ真実が含まれていたわけです。

甘い果肉の中の

小さな種のように


だけど、エドワードがウィルに語るのは

真実に肉付けした

甘くて美味しいほら話のみ…

そんな甘ったるい果肉に

ついに胸焼けしたのが少年ウィル


ま…

気持ちはわからないでもない

どんな美味しいもんだって、

食べすぎたら胸焼けだよ💣

つまりエドワードは、やり過ぎたんだよね😅

その反動で「真実」を追及する性格になってしまったウィル…😭

あぁ、過ぎたるは及ばざるが如し

という諺を、エドワードにお送りしたい。

日本にしかないんだろうか??


ところが、結局親子は似るもので

真実を追及するウィルもまた

「過ぎたるは及ばざるが如し」

の轍を踏んでしまう💣

つまり、ウィルは真実を追及するあまり

ジェニーという固くて渋い種

ぶち当たってしまうわけです。

真実を追及する事こそが

自分自身にとって好ましい事だと思って

甘い果肉を全部削いで落として

ほじくり返してみたら

出てきたのは苦い現実

だったわけです。

その現実の苦さに怒り狂うウィル

だけど、ジェニーに会って

「事実」は必ずしも

「真実」ではない

という事を知る。


「たった一度のキスなのに?」

ウィルはそう言い放ったけど💣

(その一言で彼の色々を想像してしまうがな)

ウィルの中ではその程度かもしらんが

だけど、エドワードの中では

それは触れたくない事実になり得るほどに

サンドラを愛していたわけです。

ジェニーとキスしたのは事実

サンドラへの愛は真実

「真実」は、ほら話の核になり得るけど

ただの「事実」は、

ほら話の核にはならないんだね


そしてウィルは、自分が息子を持ってから

父の語った

ほら話という甘い果肉が、

いかに自分にとって大切だったのかを知る。

どういうつもりで父がそれを語ったのかも。

子供にとって

人生という果実

好ましく受け入れるためには

まず、齧ると固く渋い種を知る事じゃなく

甘い果肉の方がずっと魅力的で必要なんだと。


 エドワードが、最後に語る言葉の中に

「友達の数だけ幸せがある」というのがある

でも、沢山の友達を得るには、

広い世界に出なければいけない

広い世界に興味を持って貰いたい

そういう父の想いを最後に理解したウィルは

自分の息子に、優しく真剣に

「ほら話」を語りかける…


ほら

ハンカチ3枚目、使ったでしょ?


ところで

そう考えるとだね?


宝塚という虚構

とてつもないほら話の世界だと思うんですよ

ぽっちりの真実を核に

甘く麗しい虚構を作り上げる

演じるのは、紛れもなく生きた人間であるのに

作り上がるのは、壮大なる幻の世界

まるで「BIGFISH」じゃありませんか?


版権絡みで、

配信もない、円盤もない、

フィナーレもないし、キラキラの衣装だってない

ナイナイだらけで

宝塚でこれやる必要ある??

とも思いました。


でも、「BIGFISH」という作品は

「愛」という揺るぎない真実を核に

途方もない虚構の楽しさを語っており、

宝塚もまた、同じなのではないかな?

とは思いました。


でもって、その虚構の世界に身を浸す我々は

甘い果肉に包まれてるようなもんで

そりゃあ幸せにもなるわ

って、そんな結論。


ところで、

人魚はジェニーなんだろうか?

結局、カールもエイモス団長も魔女も

お葬式に現れた事で

「本当に居たんだ!」

って事になったよね

おそらく、カールは通常よりも大きな男で

街の人に迫害されていたのかもしれないし

団長もサーカスも実在していて

ただ、サンドラのために3年も働いたかどうかはわからないけど

魔女は、よく居る占い師やまじない師の類いなんだろう。

では人魚は??


人魚が呪いにかけられていた、というのは

ジェニーがエドワードの

「帰ってくる」という言葉に

縛られ続けていた事を示すのかな?

キスする事で呪いが解けた事になってるけど

ジェニーはエドワードと最後にキスする事で

自分自身を解放したってことなのかな?

だから、人魚は人魚としては現れなかった…のかな??

とか思ったんだけど

どうでしょうかね…?🤔


次は、生徒さん達を語りたいと思います❤️


それではごきげんよう


このブログ

星組さんの東京宝塚劇場が終わった途端…

更新なし!

ひどい

酷すぎる


そして、シアターオーブの幕が上がった途端の再開❤️

あからさま過ぎる


ま、そんなもんです、私。


さて、やーーーっとシアターオーブ❤️

やってる方達はあっという間でしょうけど💦

待ってる身は…



スチールが初日にならないと出ないので

チラシ切り抜いて入れてみた


ちなみに…

スチールの大きさ測るために

ビームさん入れてみたけど

この爽やか配色に違和感しかない💣

それはさておき
やっと初日!
劇場でやっとスチールを手に入れました❤️


あぁ、爽やかです✨✨
こっちですよ、コレですよ

愛に命を掛けるでもなく
革命に身を投じるでもなく
使命に生きるわけでもなく
アメリカの片田舎に住む青年を演じる礼真琴
(だったかな?)
ですよ!!

ちなみにこれ
白妙なつ副組長の
初日挨拶です🤣🤣

でもさ…
愛に命を掛けなくても
革命に身を投じなくても
やっぱり死んじゃうんだね…礼真琴さんの役
…って密かに(みんな)思ってる

細かい感想はまた後日
ざっくり目に言うと…
ハートフル過ぎて
ハンカチ3枚は必要です

ここ!
…ってとこじゃなくても
じわっと泣けてしまう…
自分でも、今?コレ?って思うとこで
涙がこぼれてくる。
多分それは、観てる側の過去とか、現在とか
経験してきた事によって違うと思うんだけど
「ビッグフィッシュ」
大ほら吹き、ほら話
というわりには
すごく現実を身近に感じる作品だと思います。

それではごきげんよう