あっという間に年が明け、
3月に入ってしまいました。
暦のうえでは、秋となりました。
夏が来たのかどうかわからないまま、秋に突入してしまいましたが、
何とか息子の夏休みを乗り越え、
息子は5年生、娘は9年生(中学3年生)となりました。
娘は前年のクリスマス、お正月は病院で過ごしたので、
今回は何としても娘を家にいさせてあげたいと頑張り、
クリスマスを家族で過ごすことができました。
シティのクリスマスデコレーションを楽しんで、
ホリデーにでかけたお友達の家のドッグシッターをして、お小遣い稼ぎもしました
(歩くのは5分限定ですが!)
すこしでも、普通の生活が送れてよかった。。。
でも娘の体調はギリギリで、
クリスマス翌日からまた入院となり、
残念ながら15歳の誕生日は病院で迎えることとなりました。
(ナースの皆さんが飾り付けしてくれました)
病気はまったく改善することなく、発病から2年経っても、自力では全く、何も食べることができません。
また、水さえ拒否の状態に戻っています。
それでも、なんとか、15歳まで生きることができました。
ガリガリに痩せ、いつ心臓発作を起こしてもおかしくないと言われた状態でも、
なんとかここまで生きてきました。
そしてわたしも、母親になってから15年が経ったことになります。
ひたすら、子供たちの幸せを願い、全力でがんばってきたつもりでしたが、
反省することも、後悔することも山ほどあります。。。
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最近になってやっと、娘の言葉の端から、なんとなく病気の原因を推測することができるようになりましたが、
なんと、4年前のロックダウン中から苦しんでいたと言われ、ショックでした。。。
実際に体重が減り始めたのは2年前なので、そこが発病だと思っていましたが、
小学5年生の時から、自分のボディイメージに苦しんでいたようでした。
そして、長いロックダウン中に、家にこもりっきりだから、太らないようにと、
運動や、お菓子を控えること、ヘルシーな食生活を課したのは、他でもない私です。
そして、5年生の娘が体重を減らそうとしていたのを、止めなかった
そのときのこと、ブログにも書いていました⇓
良いことだと思っていた自分を、ぶん殴りたいです。。。
標準体重を超えていたので、標準を目指すのは悪いことだとは思わなかったのです。
ちゃんと3食は食べていたし、健康的にダイエットしていたので、心配しなかったのです。
ほんのすこし体重が減ったあと、それ以上減らすことはなく、
順調に背も伸びて、ずっと健康的な体型でいたので、
そのあと何年も娘の心の奥底に隠れていた「痩せなければならない」という思いに、
気づいてあげられなかったのです。
もう、自己嫌悪と後悔の念でいっぱいです
わたしは、決して、娘に「痩せなさい」とは言っていませんが、
甘いものを控え、運動し、(美味しいか好きかよりも)栄養のあるものを食べるよう奨励し、
それを正しい子育てと信じていました。
でも、ママの期待に、なんでも完璧に応えてきた娘にとって、
これは大きなプレッシャーになっていたのかもしれません。
それだけが原因ではないと、だれもが言ってくれますが、
わたしが、食生活や体型を気にして、運動も毎日しなければいけないという思考の芽を
幼い娘に植え付けてしまったのだと思うと、後悔してもしきれません。
だからと言って、好きなだけお菓子を食べさせて、ヘルシーな食生活について教えなかったらよかったのか、
毎日運動することは大切だと教えて子供たちをウォーキングに連れだすのはダメだったのか、
それは自分でもわかりません。
同じことをしても、摂食障害にならない子がほとんどでしょう。
でも、どんなしつけも、有益な情報も、受け取る側によって、マイナスになってしまうことがあるのです。
子育ては、本当に本当に難しいと心から実感します。
自分が娘の病気の一因だったと思うと、
罪悪感も重なり、ますます、日々の看病が苦しくなります。
でも、過去は変えられないので、これからできることを頑張るしかありません。
すこしでも、娘の笑顔が見られるように、努力していきます。
一日一日、今日も生きていることに感謝して、一食一食、乗り越えていきます。。。