保育士の労働環境 | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

オーストラリアに来て14年。

数年企業に勤めたこともあるけれど

ここ10年ほどは、個人のベビーシッター業メインでやってきました。

 

今回チャイルドケアで働きだして、オーストラリア企業でのお仕事は久しぶり。

 

実感するのは、日本に比べて、やっぱり労働者が守られているなあということですキラキラ

 

日本の保育園や幼稚園で勤めたことはないけれど、先生をしている友人の話を聞くと、

授業準備などは残業もしくは持ち帰りが普通で、

休憩時間もほとんどないとのこと。。。

 

わたしは現在、昼間の限られた時間しか勤務できないので、

ランチカバー、もしくはプランニングカバーという役割で、

先生たちの休憩時間やランチ時間、そして、授業準備をする間をカバーする代理として、いろんなお部屋で働いています。

 

先生はみんな、しっかりと決められた休憩時間はとるし、

オフィスに行って授業準備をする時間も、数時間、勤務時間内にきちんと確保されています。

家に持ち帰りなんて絶対なし。

もし残業になれば、分単位でしっかり残業代も支払われます。

 

これが、当然の労働状況だと思うんだけど、日本の保育士さんたちの労働環境を聞くと、あまりに大変そうで、驚きますアセアセ

 

 

保育園不足というけれど、労働環境が改善されないと、保育士として働きたい人が増えないのではないかなと思います。

 

シッターをしていて思ったけれど、いくら好きなことでも、

やっぱりきちんとした収入と私生活の充実が確保できないと、ハッピーに働くことができない。

 

いつも、子供の幸せのためにはママの幸せが大切だと力説しているけれど、

それは、子供の育児を助けてくれる保育士さんに対しても同じではないかと思いますチュー

 

もともと子供が好きな人が目指す職業だけれど、低収入、キツくて長い労働環境だと、ハッピーに働くことができず、

それによって、保育の質、しいては保育園での子供達のハッピー度も左右してしまうと思うのです。。。

 

オーストラリアでも、保育士のお給料は他の業界よりもかなり低いけれど、それでも日本に比べたら良いと思う。

それに、たとえば私のように正社員でなく、有給や病気休暇がないスタッフは、

保証がないかわりに、時給がなんと20~25%アップされますラブ

 

少子化に歯止めをかけるためにも、子供を産み育てやすい環境を整えることは大切で、そのためにも、日本の保育士さん、そして非正規労働者の待遇は、もっと改善されるべきだなあと思います。。。。

 

 

わたしは最近特に、将来日本に帰国してからのことについてよく考えます。

今後の日本に不安もあるけれど、

でも、やっぱりわたしは日本で老後を迎えたいと思っています照れ

 

我が子たちが成人して子育てが終了したら日本に帰る予定で、

今の夢は、そこから、英語と日本語バイリンガルの私立保育園を作ることハートハート

 

オーストラリアの恵まれた労働環境に慣れきったら、きっと日本の企業で働くことは難しいと思うので、

自分でやらないと笑い泣き

 

そのためにも、いまから資金をつくっていかないといけません!

シッター&チャイルドケアの2本立ては毎日忙しいけれど、

将来のためにも、日々のお仕事がんばりますグッ