ディー君お誕生日おめでとう! | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

2年前の今日、ディー君は生まれてきてくれました。

わたしは骨盤に問題があり、寝返りさえ打てない寝たきり状態。
それでも一晩中痛みに耐え、
やっと産まれてきてくれたディー君。

へその緒が首に絡まっていて、真っ青で産まれてきたディー君。
すぐに酸素マスクをつけられ、産声を上げるまで数分。

わたしは動けず、何が起こっているのか見えなくて、
不安で不安で、あんなに長くて苦しい時間はなかった。

やっとか細い泣き声が聞こえたとき、
ホッとして涙がでてきた。

今でも思う。
彼がいまここにいることは、奇跡なんだって。

本当に本当に、無事に産まれてきてくれてありがとう。



その後もわたしはまったく動けずに、
すぐ隣でディー君が泣いていても、起き上がることも抱きあげることもできず、
情けなくて辛かった。

1週間の車椅子&入院生活、
夫が挑戦してくれたはじめての沐浴も、車椅子から見ているだけで、
どんな顔してるのかぜんぜん見えなくて。

リハビリをして歩行器で移動できるようになって退院。
でも、抱っこで移動ができない。

家の中でもベビーカーに乗せて、
ベビーカーにつかまって歩いていた。

親にも来てもらわなかったし、夫はすぐ仕事に戻ったので、
私とディー君二人だけ。
泣いているディー君のもとに駆けつけるのに、
たった2,3メートルの移動に5分かかることもあった。
(立ち上がるのが難しかった。。。)

娘の幼稚園の送り迎えはだいたい夫に頼んでいたけれど、
どうしても私が行かないといけない時もあり、
普段10分の道のりが、
ベビーカーに必死につかまって、松葉杖片手に、40分以上かかってた。
(まだ車の免許もなかったし!)

その後4ヶ月松葉杖生活で、
正直、辛くて情けなくて泣いてばかりのママだった。

ディー君を抱っこして歩きたい。
娘の手をつないで歩きたい。
一緒に公園で走り回りたい。

そんな当たり前のことが、夢だった。

あのときの気持ち、2年たって忘れかけてたけど、
絶対忘れちゃだめだね。

健康に感謝。
普段の生活に感謝。
歩けることに、子供たちのお世話ができることに感謝。

この感謝の気持ちは、ディー君がくれた贈り物だから。


そして、こんな情けないママに笑顔を振りまいてくれて、
すくすく元気に育ってくれたディー君。

かわいくてかわいくて、
大切な愛しい存在。


最近急に言葉も増えてきて、
おしゃべりが楽しくなってきたね。

おそうじやお料理、手伝うのが大好きだね。
いつもありがとう。

本が大好きで、ママに本を持ってきて、
読んでってせがんでくれる。

朝起きてママを見たとたん、
とびきりの笑顔をみせてくれる。

バイクが大好きで


怖いもの知らずで、
どんどん高いところに上っていっちゃう。


やんちゃで、いたずら好きで、
毎日ママはくたくただけどショック!

あなたがいない人生は考えられない。
ずっとあきらめていた二人目の赤ちゃん。
来てくれて、本当に本当にありがとう。





2歳の誕生日、おめでとう。
2年間、ありがとう。
これからも、ずっとずっとよろしくね。