夫がブリスベンに出張だったので、一週間子供たちと私だけ。
キンダーやチャイルドケアのあとも、毎日公園やお友達とのプレイデート。
ベストフレンドのお家に泊まりに行ったり（わたしとべビ男も同伴で！）
毎日あちこちに出掛けていました。
夜も、夕食、お風呂、寝かしつけとバタバタで、
子供たちが寝た後にやっと部屋の片付け＆掃除というかんじで、
ホッと一息つく暇もなく、ほんと疲れた
でも、娘が楽しい時間を過ごせることが一番！と、毎日がんばっています。
主婦業＆ママ業は本当に忙しく、毎日あっという間に過ぎていき、
働きにでていた時とちがい、目に見える成果や報酬がないため、
今日はわたし、いったい何をしたのかしら？？と思うこともあります。
昔から、毎日同じことの繰り返しで、前に進んでいる実感がないと、
人生を無駄にしてしまっているような焦りにおそわれ、
転職してみたり、習い事を始めたりしていた私ですが、
主婦業＆子育ては、まさしく同じことの繰り返しで、
ちょっとへこんだりもする。
自分のために、本を読んだり習い事をする時間もないし。
でも、最近、自分の日々の努力は、子供に愛情のガソリンを注いでいるんだ！
と考えるようになり、
一日一日が、とても建設的に感じられるようになりました
。。。。超心配性のわたしには、
いつも頭をかすめる不安があります。
自分がいつどこで事故にあったり病気になるかわからない。
この子たちの成長を、大人になるまで見届けられないかもしれない。
そんな可能性を思っては、よく胸を痛めています。
でも、その可能性を頭の片隅にいれることにより、
今日という日をもっと大切にしたいと思えます。
そして、最近考えるようになったのは、
日々の生活のなかで、子供たちが一生走り続けるのに必要なガソリンの残量を、
少しでも増やしていきたいということ。
それは愛情
愛情のタンクをいっぱいにいっぱいにしておいて、
もしわたしが急にいなくなっても、それまでの蓄えで、ちゃんと生きていけるようにって。
生きていくのに必要なスキルや、教えておきたい知識など、いっぱいあるけれど、
そういうものは、きっと誰かから、もしくは自分で学ぶことができる。
お金ももちろん必要で、できるだけ蓄えておいてあげたいと思うけれど、
これだって、ある程度のたくわえがあれば、あとは何とかなると思う。
でも、愛情だけは、いっぱいいっぱい蓄えておかないと、
はじめに与えられてこそ、
これからの人生で、それを増やし、周りに分け与えることができるんだと考えています。
だから、今、一緒にいられるうちに、
愛情のタンクをできるだけ満たしてあげたい
あふれるほどガソリンをいっぱいいっぱいにしてあげて、
もし万が一、明日わたしがいなくなってしまっても、大人になるまで持つように。。。
このガソリンは、もちろん毎日使い、減ってしまいます。
特に、ママがイライラしていて、優しくできないときや、
感情的に怒ってしまったときには、子供は愛情をそれでも感じようと、
ガソリンをものすごく消費するはず。。。
でも、ママから愛してるよ、と言われたり、
優しく抱きしめられたり、自分の気持ちをわかってもらえたりすると、
ぐぐーんとその蓄えが増えるんだと思います。
だから、ちょっと優しくできないことがあったら、
その埋め合わせとして、いっぱいガソリン補給。
たとえいっぱい怒ってしまっても、
夜、寝顔をみながら愛情いっぱいに頭をなでてあげて、
浪費したガソリンを少しでも増やしてあげたい。
そう考えると、日々の公園通いやプレイデート、
一緒にお絵かきや本読みをする時間、それらはすべて、ガソリンの補給。
これからの人生に必要なガソリンを、
お金を貯金してあげるように、
子供たちの心にどんどん蓄えてあげる。
何一つ、無駄なことはないんだ
そう思うと、わたしの心はすごく安定します。
今日も朝から、お弁当をつくるときに、三角おにぎりでもいいけれど、
娘の笑顔を思って、ハートの形に型ぬきする。
そのときの愛情だけでも、ガソリンはほんの少し増加。
バタバタして、「はやく準備しなさーい！」って怒りたい朝に、
あえてゆっくり髪をとかしてあげて、ぎゅーって抱きしめてあげる。
これだけでも、ガソリンはたまる。
小さなことを積み重ねて、子供たちの愛情タンクを満たしていくのです。
それこそわたしが理想とする、建設的な日々の過ごし方です
そういう風に考えるようになってから、
子供たちとの一分一秒の時間も、とても充実したものになり、
今日はどれくらい燃料補給できるかしら？？
もう、これから5年分走るくらいは蓄えられたかしら？？なんて考えると、
通帳の残高を確認するときのように
（すみません、下世話なたとえで。。。
）わくわく感いっぱい
考え方次第で、同じこと繰り返し、無報酬の家事や子育てが、
ものすごーくやりがいのあるお仕事になる。
こんなふうに、気持ちの整理をつけながら、
日々を生き生きと輝くものにしていきたいです