高校生への性教育
彼女とラブホ行ったらさ~
やっぱり今日はしたくない・・って
言い出してさ。
いまさら?
ラブホ入ったんだから、
ちょっと無理矢理でもいいよな?
初めての時、どうやればいいかわかんないからさ~
A V観て勉強してるんだ!
あんな感じでやれば、女の子喜ぶんだよな?
あなた(男子)が友達(男子)から言われました。
さて、何て返しますか?
コン ドームは二重に着けた方がいい。
⭕️か❌か?
などなど。
自分だったら、どうするか?を考えさせられる内容でした。
先日子どもの通う学校で性の話をして下さった高橋幸子先生(埼玉医大思春期外来)からのお誘いで、彩の国思春期研究会という性教育の勉強会に参加しました。
そして、
高橋先生の性教育は、来年度から川越市内の小中学校全校での開催が決まったそうです👏パチパチパチ
学校での性教育は、関心のあるなしにかかわらず、多くの子ども達に広く伝えることが出来る!
素晴らしい取り組みだと思います。
考えるきっかけ、知るきっかけをもらえます。
でも、一時的に話題にはなったけど、喉元過ぎれば・・ではもったいない!
生きていく上で、一生切っても切れないのが「性」です。
学校の先生、医師や助産師、親や身近な大人など・・
立場によって、伝えられるものが違います。
たかだか1回話を聞いただけでは、伝わりにくい・・
「うちの子はもう性教育受けたから大丈夫!」
ではないと、
学校に出向いて性教育をされている助産師さんも話されていました。
だから、身近にいる大人にこそ知って欲しい‼️
日々、現場で問題に直面している医師や助産師のお話。
梅毒が増えている。
妊娠してはじめて検査をして、梅毒に感染していることが判明。
しかも、「梅毒って、何ですか?」
名前すら知らなかった。
最近は、HIVすら知らない人もいる。
と、産科医鮫島先生より。
保健所のHIV相談窓口の予約がここ最近は埋まっています!
と、保健所勤務の方より。
先日、埼玉県で行われたHIVと梅毒の即日検査は、あっという間に定員の100人に達し、受けられなかった人からクレームがあったとか。
性感染症は特別な病気ではない。
セッ クスしてる人にとっては、身近なもの。
「セッ クスを語らずに、性感染症を語れ」という無茶苦茶な文科省の学習指導要領。
学校の先生は語れない。
だからこそ、色んな立場からの語り手が必要。
「次のデートは保健所でね!」
ちゃんと相手のことを大切に思っているなら、
検査をしてから、
コンドームを着けてから、
それでもリスクを考えて、
お互いの合意の上で❤️
「イヤ!」
「やめて!」
を受け入れてくれないのは、
愛ではない。
相手を大切に想い、相手の幸せを願うことが愛。