「性」を「生」に変えるために──TENGAヘルスケア・中野有沙が目指すセクシャル・ウェルネス
「“性”は“生”、つまり自らのアイデンティティと向き合う入り口です。だから、性に対して、偏った、あるいは誤った向き合い方ではなく、真っ直ぐにその本質と向き合えるような、そんな世のなかになればいいなと思うのです」
性がなければ命は誕生しない。
性と向き合うことは、生を直視することになるので正直辛いこともある。
しかし、あらゆる問題解決の一番の近道である場合も多い。
「TENGAの無機質なデザインなら、セクシャリティーによらず使用していただける。これなら、まさに“誰もが楽しめる”のです」
あのいかにも!な感じネタとしてはいいけれど、やはり隠し場所に困ったりするもの。
TENGAは日常の風景に溶け込むデザインで、違和感が全くない!
<一部の製品が英国で保険適用となる予定である。つまり、TENGAのプロダクトは、「性の問題を解消する」ことと、相性がいいともいえる。>
まさに、健康問題と性は切っても切れないということ。
心が生きる「性」
性的に健康であるということは、心が生きている状態とも言えるのでは?
「性の“悩み”を表通りに、誰もが“向き合える”ものに変えていく」
性の悩みも多様化している。
そんな悩みを話せる場、知識や在り方を伝える場をもっと増やしていきたい。