子育てのゴールって、なんだろう? | パンセクシュアルで四児の母☆よしのあいのブログ

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にじの絲 代表理事☆有機野菜食堂わらしべスタッフ
性の話とお酒と食べること好きです。




母の言う通りにしていれば間違いない。


叱られるのが恐くて、
間違うのが恐くて、
何でもかんでも母に決めてもらっていた。


安心だよね。
母の言う通りにしていれば、
何でも母のせいに出来るもの。



自分のことが大嫌いだった。
でもこんな自分が出来上がったのも、
あんたの子育ての結果でしょ?


私は全然悪くない!


あんたのせいだ!
あんたのせいで、人生狂ったんだ!


さっさとそこまで憎んだらいいと思う。



私が高校卒業して家を出た時、
あんなに気丈だった母が急に弱音を吐くようになった。
私は自由を満喫していたけれど、母からは手紙や電話で心配しすぎて血圧が上がっただの、さみしいだの、、
別人のようになってしまった母。



その時私はやっと気付いた。
私は母の生きがいそのものだったのだ。



時々は顔を見せに帰ったりもしたが、お互いのためにもずっとは一緒には暮らせないと思った。



そのうち、母は母なりに自分の趣味に没頭したり、友達とお出掛けしたりと、次第に元気を取り戻していった。



「安心して捨てられる母親になること」


愛着形成ありきで、子どもは外の世界に飛び立っていける。


しかし、母子癒着ほど厄介なものはない。

だからといって
「母子癒着してるわ。私のせいで、、」
と責めないでほしい。

「私のせい」と思うこと自体が癒着を強めているのだ。


この癒着を切るには、時に強烈なエネルギーが必要となる。


それが、性エネルギー。


強固な母子癒着を切るために、
強烈な性エネルギーを求め彷徨っていた、
若かりし頃の甘くて酸っぱくて辛くて苦い思い出。


☆☆☆

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