ママと雄一と彩が実家に帰ってしまったため、寂しいパパは・・・・
仕事絡みのお花見へ
場所はこちら
砧にあります東宝スタジオ
若く希望に燃えていた頃お世話になりました。
今はこの「七人の侍」巨大壁画とこの方が出迎えてくれます。
その方は
やはり砧の撮影所といえばゴジラですね
このゴジラのブロンズ像は全高2メートルあります。
でかっ!!
この巨大壁画とゴジラのブロンズ像はメインゲートの外側にあるので、どなたでも見ることが出来ます。
成城へ起こしの際は是非一度御覧になってください。
スタジオは1932年のPCL発足から東宝撮影所へ、そして東宝スタジオと改称して今日に至っています。
1955年に建設されたNo.8ステージとNo.9ステージは東洋一と謳われた巨大ステージです。(奥に見える丸い屋根の建物ですが暗くてごめんなさい)
その向かい側にはCM撮影専用のNo.11ステージとNo.12ステージが建っています。
新しいです。
僕が居た頃は、ここに特撮映画で使用された大きなプールと空の背景を描いたホリゾントがありました。
写真はうまく繋がっていませんが、まぁーこんな感じです。
プールに付いている機械は縦波と横波を起こす機械です。
これを撮影のため動かすとあまりの音に近隣の住民から苦情が来たそうです。
出来た頃はまだ家があまり建って居なかったんでしょうね。
当時はゴム長を履いてこのプールに入った事もありました。
プールの中は水深の深いところや船をひっぱるワイヤーや滑車など仕掛けがたくさんあり危険なんだそうですが・・・
映画「連合艦隊」で使われた戦艦大和と後ろに空母が移っています。
こうしてプールに模型を浮かべて撮影を行います。
お花見は屋外の第二会場へ
このNo.10ステージは2006年に新しくなりましたが、以前は合成の撮影を主に行うステージでした。
当時、あのステージには浴衣を来た女の人が現れるよ~という噂があり、深夜スタッフが全員食事に行った後、一人で見張り番をした時は物音がしても正直振り向く事は出来ませんでしたね~
スタジオの中って照明が点いていないと昼間でも暗くて結構恐いです
桜は綺麗にライトアップされています。
このライティング、照明部さんがやっているだけに絶妙です
桜はスタジオに隣接された仙川の遊歩道からも見ることが出来るためたくさんの一般の方もお花見に来られていました。
ライトアップも3/29~4/3まで行われているようです。
お酒が飲めない私は桜を眺めながらお寿司やホタテ焼き、焼き鳥、豚汁、ステーキと食べる事に専念しつつ、何十年ぶりにお会い出来た撮影所の方々と久しぶりにお話をする事が出来ました。
「ゴジラ×メカゴジラ」や「戦国自衛隊1549」を撮られた手塚昌明監督、僕が居た頃は市川監督の助監督としてカチンコ(本場!ヨーイ!カチンとならすやつ)を叩いてましたから、月日が経つのは早いものです。
他に「陰陽師」「バッテリー」の滝田洋二郎監督や「雨あがる」「明日への遺言」の小泉監督がいらっしゃいました。
今回は夜だったので撮影所も一部しかご紹介出来ませんでしたが、また次回機会がありましたらUPしたいと思います。
この日は懐かしい気分に浸ったため子供の頃よく遊びに行った円谷プロの前を経由して徒歩で家に帰りました。
日中の暖かさで、もう散ってしまうかと思われた桜でしたが、ここの所の冷え込みで持ちこたえています。
ライトアップは今日まで行われます。
お花見がまだの方、是非足を運んでみてください。